お笑い大好き！菅田将暉が「なんでいるんですか!?」と仰天した「アホの坂田」突然の乱入事件

 

　4月20日放送の『SONGS』（NHK）に、菅田将暉さんがゲスト出演し、今年2月におこなった自身初となる日本武道館でのライブについてお話ししていました。

 

　同ライブの模様を紹介するVTRのなかで、菅田さんがデビュー曲を熱唱していると、お笑いコンビ「アルコ＆ピース」の平子祐希さんが突如乱入する場面がありました。

 

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　平子さんが先生のキャラクターで登場し、菅田さんに歌唱指導するというコントが始まり、会場は大盛り上がり。菅田さんは関西出身ということもありお笑いが大好きなので、こういった演出を組み入れたのでしょう。

 

　主演を務めた映画『火花』でも漫才師役を演じていました。筆者は以前、菅田さんと同映画の監督・板尾創路さんにお話をお聞きしています。その際も、菅田さんがお笑い好きだと感じさせる一幕がありました。

 

菅田「映画の現場でも思ったんですけど、板尾さんて、ちょっとした演出や付け足しがすごく上手というか、なんか愛がたくさんあって……映画の打ち上げで坂田（利夫）師匠を呼んでくださったりして（笑）。乾杯の音頭のためだけにですよ」

 

板尾「俺が『乾杯するのもなぁ～』と思って。なんか知らんけど『アホの坂田師匠がアホやから来てくれるかな～』と（笑）」

 

菅田「（胸に大きく『アホ』と書かれたアホの坂田の）フル衣装で。登場もしっかりと曲が流れて完璧でしたもん」

 

　同映画の出演者でもない坂田師匠が、打ち上げの場に突然現れたことに、菅田さんは大変驚いたそうです。

 

板尾「完全シークレットで映画のプロデューサーぐらいしか知らなくて。坂田師匠には打ち上げ会場の上にスタンバイしてもらってました。アホを上に。アホやから高いとこのほうがええやろ（笑）」

 

菅田「高いところが好きなんや。アホっぽいな～それ（笑）。乾杯の音頭もめっちゃ盛り上がって。出て来るだけで笑いが止まんなかったですもん。『なんでいるんですか!?』っていう」

 

　坂田師匠は、乾杯の音頭を取ったあと、早々に帰られたといいます。

 

菅田「師匠と全然、お話する機会もなく、乾杯してそのまま下がっていかれて」

 

板尾「（大阪に帰る）最終の新幹線があったので『アホの坂田』の衣装のままタクシーに乗って、なかで着替えて帰りはりました。次の日も大阪の舞台があるのにわざわざ来ていただいてホンマにありがたいなと」

 

菅田「坂田師匠のサービス精神がありがたかったです」

 

　幼少の頃からテレビで見ていた「アホの坂田」を目の当たりにして、興奮が隠しきれない様子で当時の話をされている菅田さんに、確かなお笑い愛を感じました。

( SmartFLASH )