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『王様に捧ぐ薬指』は山田涼介のほかジャニタレが3人も!…バーター出演が増えるドラマ界の裏事情

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.04.24 21:30FLASH編集部

『王様に捧ぐ薬指』は山田涼介のほかジャニタレが3人も!…バーター出演が増えるドラマ界の裏事情

 

 昔から存在する暗黙のルールではあるが、最近はあからさまなケースが増えてきているようだ。

 

 4月期ドラマの注目作の一つが、「結婚会見」という思い切った番宣もした『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)。今作では、橋本環奈が地上波連ドラ初主演を務めているが、これまで主演が多かったHey! Say! JUMP山田涼介が2番手で出演している。

 

 しかし、“ただ” で主演を明け渡したわけではなかった――。

 

 

「橋本の兄弟役として、なにわ男子・長尾謙杜、ジャニーズJr.の田仲陽成、同じく高橋奏琉の3人が “バーター” 出演しているのです。ドラマ界ではメインキャストを出演させる代わりに、その事務所から別の俳優を押し込むのが慣例としてありましたが、3人も出ているのは異例と言えます」(芸能ライター)

 

 昨今、ドラマにジャニーズタレントが出ていれば、“バーター” とおぼしき若手がキャスティングされることも多く、視聴者から賛否が飛び交うことも増えている。

 

 一方、同じTBSドラマでも、4月22日にスタートした山田裕貴主演の『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』に出演しているジャニーズタレントは、なにわ男子・藤原丈一郎のみ。事務所への忖度がないガチのキャスティングだったのかと思われたが、よくよく見ると――。

 

「本作は山田のほかに、赤楚衛二、上白石萌歌がメインキャストを務めています。番組公式HPの相関図に載っているキャストの所属を調べると、山田の所属する事務所が本人を入れて4人、赤楚が所属する事務所も4人など、なかなか偏っています。第1話にゲスト出演した森日菜美は、上白石と同じ事務所ですし、こちらもバーターだったかもしれません」(芸能ライター)

 

 こうした傾向は、今後さらに強まりそうだという。

 

「若者を中心にテレビ離れが進むなか、逆に動画配信サービスの視聴者数は右肩上がりとなっています。当然、各局とも配信収入が生命線となっていて、とりわけドラマはドル箱。ヒット作が多いわけでもないのに、ドラマ枠が増えているのにはそういう理由もあるんです。

 

 結果、各局がタレントの取り合いとなり、有力キャストをおさえるため、大手芸能プロのバーターが増えるという構図になっています」(テレビ関係者)

 

 抜擢された役者にとっては大きなチャンスとなるが、視聴者が納得する演技を見せてもらいたいものだ。

( SmartFLASH )

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