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オリラジ中田「松本批判」の原点か 相方・藤森が著書につづっていた「ダウンタウンをゴールにするつらさ」

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.06.12 20:40FLASH編集部

オリラジ中田「松本批判」の原点か 相方・藤森が著書につづっていた「ダウンタウンをゴールにするつらさ」

 

 5月29日に自身のYouTubeチャンネルで、ダウンタウン松本人志に対し、多くのお笑い賞レースで審査員を務めていることで、権力が集中していると指摘したオリエンタルラジオ・中田敦彦。この「松本批判」とも取れる提言には、業界内外から次々と松本擁護・中田バッシングを中心とした声が飛びかい、中田に「共演NG」を突きつけた芸人も登場した。

 

 ここにきて、中田が「マジで弱ったら、ボコボコにしてやっからね、上の大御所たち。マジで冗談じゃねぇぞって思ってるから。20年ぐらい上の先輩、全員、ボコボコにだよ。向こうがちょっとでも弱ったら、ボコボコにする。マジで。俺、絶対許さねぇ」と語っていた過去の動画も掘り起こされ、もはや孤立無援の状態だ。

 

 

 中田の相方・藤森慎吾には、コンビ解散を促す声まで出ていたが、6月8日に投稿されたYouTubeの『オリラジ会議【松本人志氏提言事件後】』というタイトルの動画で、藤森は「いま解散したら危ねぇだろ。なにするか分かんねぇだろうが! おめーがよ!」と否定。さらに「だから解散だけは絶対、阻止するし、おめーを利用してこれからも好感度を上げさせてもらうわ!」と発言し、視聴者からは「コンビ愛が伝わった」と拍手が送られていた。

 

 そんななか、2人の関係性を見て、あらためて注目されているのが、2021年に藤森が上梓した『PRIDELESS 受け入れるが正解』(徳間書店)だ。帯に「初めて明かす過去・現在・未来」と記された同書では、藤森の中田への思いが随所に見てとれる。

 

「このなかで、藤森は中田との出会いから、デビューまでの経緯やエピソードをこと細かにつづっているのですが、驚かされたのは中田への信奉ぶりです。お笑いを続けていく大前提として、《なにがあってもオリエンタルラジオの藤森慎吾》だと明言。《中田敦彦という存在が相方にいてくれてこその自分であること。それはこれからも決して変わらない》と記すなど、彼にとって、中田は“絶対的存在”であることが感じられます。今回の騒動があっても、おそらく『解散』という選択肢は頭をよぎることすらなかったでしょうね」(芸能ライター)

 

 また、本のなかでは、オリラジがダウンタウンを目指していたことも明かされている。

 

「デビューしたころのオリラジは、ダウンタウンという“正解”に半歩でも近づこうとして、無理を重ねていたといいます。当時の吉本芸人の間では『ダウンタウンを目指せ!』が共通の目標であり、彼らもダウンタウンのように、ネタの力を磨いて、ゴールデンの番組を持ち、芸能人たちの真ん中で場を回す、ということを夢見ていたそうです。

 

 家に帰ると、ダウンタウンの出ている番組をチェックし、すり切れるほどビデオを見て教材にしていたものの、努力しても結果が出ず、事務所に推されていたのに、仕事が減っていく毎日がつらかったと述懐しています。中田は、そんな原体験があるからこそ、いまだ多くの芸人がダウンタウンを“ゴール”にしている状況に、ひとクサしせずにはいられなかったのでしょう」(前出・芸能ライター)

 

 中田から松本への歩み寄りが見られない以上、騒動を収束させるのは、“プライドレス”な藤森にかかっているかもしれない。

( SmartFLASH )

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