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セブン‐イレブン「クリスマス商戦の顔」キンプリ→SEVENTEENに 代理店が明かす「K-POPの“ジャニーズ食い”が始まった!」

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.08.27 06:00FLASH編集部

セブン‐イレブン「クリスマス商戦の顔」キンプリ→SEVENTEENに 代理店が明かす「K-POPの“ジャニーズ食い”が始まった!」

2019年の『NHK紅白歌合戦』のリハーサルに臨んでいたKing&Princeの5人。左から髙橋海人、岸優太、平野紫耀、永瀬廉、神宮寺勇太(写真・田中昭男)

 

 8月22日、セブン-イレブン・ジャパンはクリスマスシーズンのキャンペーン「SPECIAL SMILE CHRISTMAS」のイメージキャラクターに、韓国の13人組ボーイズグループ・SEVENTEENを起用したと発表した。この発表を受け、「CARAT(カラット)」と呼ばれるSEVENTEENのファンたちは《今年のケーキはセブン一択じゃんw》《セブチ最高です!!ありがとうございます》など、喜びの声をあげている。その一方、落胆しているのがジャニーズファンたちだ。

 

「セブン‐イレブンはクリスマスシーズンのイメージキャラクターに、2019年から4年連続でKing&Prince(キンプリ)を起用してきました。今回、キンプリというより、ジャニーズ所属事務所タレントの起用が見送られたのは、故・ジャニー喜多川氏の性加害問題の影響が、当然、考えられます。今後、ほかの企業も、ジャニーズタレントのCM起用を見送る可能性は、十分考えられるでしょう。

 

 

 ジャニーズ事務所の性加害問題は、国内のみならず海外からも問題視されており、国連人権理事会も調査のために来日して聞き取り調査をおこなうほど。とくにグローバル、多国籍企業が距離を置くのは自然な流れだと思います。

 

 池田模範堂の虫さされ薬『ムヒ』のCMは、10年以上にわたってジャニーズ事務所の所属タレントが出演してきましたが、3月中旬からは他事務所の俳優に代わりました。さらに、理研ビタミン『リケンのノンオイル』は、関ジャニ∞村上信五さんが出演していましたが、7月からは男女の出演者がノンオイルドレッシングの使い方を提案する形に変更に。『週刊文春』が7月に報じたところによると、資生堂が秋に高級メンズ化粧品のCMに木村拓哉さんを起用する予定だったものの、一連の性加害問題で白紙になったとのことです。広告業界の“ジャニーズ離れ”は確実に進んでいます。」(芸能記者)

 

 しかし、今回のセブン-イレブンの決定が持つ意味は、単なる“ジャニーズ離れ”だけではない。「今後は、K-POPの“ジャニーズ食い”が始まるでしょうね」と語るのは、ある広告代理店関係者だ。

 

「ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長が謝罪動画を公開した当初は、CM放送を中止するといった行動を起こす企業は見受けられませんでした。しかし、海外メディアからも批判が強まるなかで、他事務所のタレントへの契約変更などの対応を取る企業が現れてきました。

 

 企業にとって、ジャニーズ事務所とのCM契約はコンプライアンス的にリスクは高く、問題が解決されるまでは避けておこう、と判断するケースが増えてきたということです。

 

 そんななか、セブン-イレブンの決定は、広告的にも大きな分岐点だとみられていますよ。エンタメ業界の間では『若者、とくに高校生以下の間では“日本のアイドルよりも韓流アイドル”』というのが常識になりつつあります。さらに、代理店が実施したアンケートでも『好きな食べもの、聴いている音楽、誰のコンサートに行ったか、などについての回答は圧倒的に韓流』という結果に。そのため、ここ最近、日本のCMにTWICEやBTSなど、K-POPアイドルが起用されることが多くなってきているんです。

 

 今後も10代、20代をターゲットにした商品に関しては、韓国アイドル起用が増えていくことは間違いありません。ジャニーズ事務所に限らず、アイドルグループを抱えている日本の芸能事務所は、売り上げを奪われる形となり、あせっていると思います」

 

 かつては、男性アイドルの牙城として、強い人気と影響力を誇ったジャニーズ。しかし、その影響力は韓国という新勢力に“食われ”始めているのだ。

( SmartFLASH )

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