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ジャニーズ性加害「被害者は少なくとも数百人」が山下達郎に飛び火「まだ憶測と言うのか」「残念ながらもう終わり」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.08.30 17:32 最終更新日:2023.08.30 17:55
8月29日、ジャニーズ事務所の性加害問題について「再発防止特別チーム」が記者会見をおこなった。「特別チーム」は同事務所が設置したものだが、性加害の事実が認められたとし、藤島ジュリー景子社長の辞任を要求した。
特別チームは、被害者や事務所関係者、計41人からヒアリングを実施。2019年に死去した前社長のジャニー喜多川氏の性加害行為について「性器をもてあそび、口腔性交を行ったり、肛門性交を強要したり」など、具体的に報告。また、被害者は少なくとも数百人はいるとした。
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この衝撃的な報告の影響は多方面に及んでいるが、日本の音楽シーンにも影を落としそうだ。音楽プロデューサーの松尾潔氏は、8月29日、「X」でこの件に言及している。
《事務所はもちろん、「憶測」を理由に擁護してきた人たちも、今こそ子どもの人権や社会正義について考える好機にしましょうよ。変わるのも、改めるのも、恥ずかしいことじゃない》
と呼び掛けた。
「松尾氏はジャニーズ事務所問題について批判的な発言をおこなったことで、所属していた『スマイルカンパニー』からマネジメント契約を解除されたことで注目を集めました。『スマイル』はジャニーズタレントに多数の楽曲を提供し、ジャニーズ事務所との関係が深い山下達郎氏の事務所です。
本件をめぐっては、山下氏が自身のラジオ番組で『臆測に基づく一方的な批判をしたことが契約終了の一因であったことは認めますけれど、理由は決してそれだけではありません』『音楽業界の片隅にいる私に、ジャニーズ事務所の内部事情など、まったくあずかり知らぬこと。まして性加害の事実について、知るすべはまったくありません』と説明しています。松尾氏の呼びかけは、山下氏へ向けたものと見ていいでしょう」(週刊誌記者)
松尾氏はその後も
《再発防止特別チームの会見を受けて、山下達郎・竹内まりやご夫妻を責めたてる旨をぼくに訴えてくる方が多くて困惑しています。きっとおふたりとも会見内容に胸を痛めておられると思いますし、お考えを改めて正式に声明をお出しになるはずです。それまでは非難を控えて来週のサンソン(※)を待ちませんか》
(※編集部注:山下氏のラジオ番組『山下達郎のサンデー・ソングブック』)
と投稿している。
特別チームの会見や松尾氏の投稿を受けて、山下達郎氏への関心も高まっている。
SNSでは
《今日の会見を踏まえて山下達郎氏にはサンソンでもう一度コメントしてもらいたいですね。まだ「憶測」と言うのかどうか》
《ジャニーを庇った山下達郎も、残念ながらもう終わりだな…》
などの声がある。また、
《山下達郎、デヴィ夫人はどんな気持ちでニュースを見たんだろう?》
《ジャニタレやジャニーズ擁護した山下達郎やデヴィをメディアやCMに起用し続けるのやめて欲しい》
との声もあがっている。
デヴィ夫人は7月、《本当に嫌な思いをしたのなら、その時なぜすぐに訴えない。代わってジュリー氏が謝罪も済ませているのに、これ以上何を望むのか。》と、告発した側に苦言を呈すような発言をXに投稿している。
( SmartFLASH )