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ブラザー・コーン「乳がん」告白…罹患率は1000人に1人も「アルコール大量摂取などで “リスク増”」と医師指摘

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.09.06 20:15FLASH編集部

ブラザー・コーン「乳がん」告白…罹患率は1000人に1人も「アルコール大量摂取などで “リスク増”」と医師指摘

写真:山口裕朗/アフロ

 

 男性デュオ、バブルガム・ブラザーズのブラザー・コーンが、ステージ2の乳がんであることを、8月29日、自身のインスタグラムで公表した。左胸にしこりができたことから病院で精密検査を受けたところ、がんが発見されたという。

 

《乳癌は男性では本当に珍しいらしく、自分でも寝耳に水》とし、《この先ですが抗がん剤治療の副作用があまりにも酷い場合以外の仕事は体調次第で出来る限りやる方向でいきます》と今後の仕事の方針も報告。また、早期発見のため、命に別状はない状況だと医師から説明を受けているとも明かした。

 

 男性のイメージが少ない乳がんだが、罹患率は1000人に1人程度で、治療法は女性と変わらないという。三軒茶屋ARTレディースクリニック院長の坂口健一朗医師が、解説する。

 

 

「ステージ2の乳がんは、ステージ2aと2bとに分類されます。全身のリンパ節転移はありませんが、がんの大きさ、脇下のリンパ節の転移の有無で分類されます。このステージの乳がんは、どちらの場合でも多くの場合、治療可能で、寛解に至るケースも少なくありません。

 

 治療法としては、手術や、今回ブラザー・コーン氏が選んだ抗がん剤治療などがあります」

 

 坂口医師によれば、男性において乳がん罹患リスクを高める要素がいくつかあるという。

 

「若い年齢で罹患する可能性もありますが、60歳以上の高齢の方が一般的です。また、特定の遺伝子変異を持つ場合、リスクが高まることが知られています。

 

 ほかにも、第一親等の女性親戚(母、姉、娘)が乳がんまたは卵巣がんに罹患した場合や、大量のアルコール摂取などでもリスクが高まる場合があります。

 

 さらに、過去の治療歴でリスクが高まることもあります。性転換や前立腺がんの治療でエストロゲン(女性ホルモン)を用いた場合や、肝疾患がある場合、胸部に放射線治療を受けたことがある場合、乳がんの発生リスクは高まります。

 

 また、乳腺疾患(たとえば、乳管内乳頭腫症や乳腺腫瘍)を持つ男性も同様の可能性があります。

 

 以上のような要因が1つでも該当する場合、乳がんになる確率は高まります。リスク要因に該当する場合や、乳房に何らかの変化を感じた場合は、医療機関での診断をおすすめします」

 

 代表的な初期症状として、乳房やその周辺のしこり、乳首の引っ込みや変形、皮膚が赤くなるなどがあるという。こんな症状が出たら、まずは病院へ。

( SmartFLASH )

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