「子どもにいちばんしちゃダメな話」カズレーザー、「血液型診断」に苦言…SNSでは「ほんまにそう」と賛同広がる

 

　お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーが、9月28日に更新されたYouTubeチャンネル『カズレーザーと松陰寺のチルるーム』に出演。血液型診断の話は、「子どもの前でいちばんしちゃダメな話」と持論を述べた。

 

　この日のテーマは「血液型診断」。共演した「ぺこぱ」松陰寺太勇と、2人ともO型であることを確認すると、カズレーザーは、「O型は大雑把。たしかに俺は大雑把で。さすが信用できるね」と笑いながら、A型は几帳面、B型は自分勝手、AB型は変わり者で二面性があるなど血液型診断の基本を確認。「人間性は4種類。人間なんか性格4種類しかないんだから」と「前フリ」したうえで、2人ともに「大嫌いですね」とバッサリ斬り捨てた。

 

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　松陰寺は「『血液型何型？』って会話の中でよくあるやん。お前ら今から輸血し合うのかと思うもん」と笑う一方、過去に観たテレビ番組で、「幼稚園の子どもはまだ（周囲の）影響受けてないから、持って生まれた血液型の性格が出やすいんじゃないかってことで実験してて」と語りだす。

 

　教室に10人くらい同じ血液型の子どもを入れ、「先生がじっと待っていなさい」と指示し、子どもたちは何分待てるのか実験した結果、それぞれの血液型の特徴が顕著に表れていて、「あれ？　これホンマなのかな？ってのはあった」と振り返った。

 

　するとカズレーザーは、「それを子どもには絶対知らせたくないですよね。自分はこの血液型だから、こう思われてるって、いちばんいらなくないですか?　いちばん言うべきじゃないですよね。子どもの前でいちばんしちゃダメな話だと思うんですよ。血液型診断なんて」とバッサリ。

 

　さらにカズレーザーは「血液型の話はしたほうがいいですよ。ラントシュタイナーって人がABO血液型を発見したってのは言った方がいいと思いますけど『血液型で性格が決まる』みたいなバカみたいなバイアスを子どもにかけるのはかわいそうですよ。自分の子どもをバカにしようって思ってるってことでしょ?　最悪ですよね、下ネタより言うべきじゃないと思いますよ。恥ですよ」と熱弁。松陰寺は「なんの根拠もないもんな」と納得していた。

 

　カズレーザーが、血液型診断は「子どもの前でいちばんしちゃダメな話」と語ったことに、みな想うことがあるのか、SNSでは自分の体験を含めながら賛同する声が多く上がった。

 

《ほんとこれ！血液型性格判断なんてなんの根拠もないのにね。で、A型だけは「几帳面」「繊細」とかいいこと言われて、他は大体悪く言われる…以前私はO型だと言ったら先輩が「あー、絶対A型ちゃうなと思った。大雑把だから許せないんだよね」と決めつけやがった》

 

《うちの上司、絶対すぐに血液型の話するんだけど、カズレーザーの意見きいて、ほんまにそうだと思った。たった四種類（大枠）で人間が内面的分類をされるなら、人付き合いとかコミュニケーションで悩む人おらんやろってなる。遊びの範囲で話すならまだしも、本気でいってくるからな。恥ずかしい》

 

《転職したら上司が血液型にやたらと因縁つけてくるタイプで。アラサーになってまで血液型で判断されるなんてさ。子どもに限らず大人にしてもダメな話》

 

《ブラッドハラスメント。血液型占いならかろうじて許せるが血液型性格診断は言語道断。これが通じるのは世界でも日本と韓国くらいで、諸外国では血液型を尋ねることがタブー。血糖値とか体重聞くのと同じくらい異様なこと》

 

　一方、SNSではこんな意見も。

 

《カズレーザー氏の、血液型の話を子にしない意見について、賛同意見も多く見たけどわたしはそうは思わなくて。話のきっかけとなる要素のうちの一つだし共通点が見つかると人と少しだけ打ち解けられる感覚に繋がるし…自分が「何者」じゃなくても生まれた時から持っている要素って強くない？》

 

　子どもに対してだけに限らず、仕事でもマイナス方向に血液型診断は使わないのが得策か。

( SmartFLASH )