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被害額25億円超「コンゴ投資」で資金集め逮捕…容疑者が語っていた「そろそろドバイかシンガポールに」得意満面の日々

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.10.15 19:40FLASH編集部

被害額25億円超「コンゴ投資」で資金集め逮捕…容疑者が語っていた「そろそろドバイかシンガポールに」得意満面の日々

船越容疑者(左)とTOMORO氏(中央)

 

「何百億という金が入るんだ、と契約書を見せながら得意満面に話してくれましたよ。なんの契約書だったのかは知りませんが」

 

 こう明かすのは、ラッパー実業家TOMORO氏。警視庁は10月13日、アフリカ・コンゴ共和国でレアメタルの採掘事業をおこなう会社の売却に必要なボーリング調査への出資名目で、投資家らから4億5500万円を集めた投資会社「SQUAREDESIGN」社長・船越洋平容疑者(34)ら4人を、出資法違反容疑で逮捕したと発表した。

 

 複数のメディアの報道によれば、船越容疑者は、同じ容疑で逮捕された神戸市内の金属販売会社「アドヴァンス工業」社長の樽本貴司容疑者(47)と共謀し、樽本容疑者の経営する会社のコンゴ子会社が買収されれば、多額の売却資金が入るとして、子会社の株式を1口500万円で販売していたという。

 

 

 大手紙司法担当記者が解説する。

 

「売却が不調なら、親会社が買い取るから損害は出ないなどと、2021年ごろから、勧誘していたようです。しかし、現在も子会社は売却されず、また、株式を買い取った事実もありません。

 

 コンゴには1億円が送金されていますが、そのほかの集めた資金が今、どうなっているかもわかっていません。被害者は東京と大阪に少なくとも100人。船越がかつて勤務していた関西の大手企業の元同僚にも、被害者が多数いるようです。被害額は25億円を超えます」

 

 写真は2023年8月、TOMORO氏と船越容疑者の会食を撮影したもの。じつは船越容疑者は、TOMORO氏の経営するシーシャバーと同じ港区内の雑居ビルにバーを経営していたのだという。

 

「カジノバーというより、カジノ遊びもできるバークラブです。店内は一見、豪華ですが周辺の店舗よりは見劣りします。

 

 ふつう、トイレや水回りは新調するものですが、居ぬきでそのまま使っていたので、もしかしたら長く続ける気はなかったのかもしれません。

 

 実際、よく閉まっていましたし、お客さんが予想外に入ってしまうと、日給1万円程度の手伝いをSNSで募集していました」(近所の飲食店主)

 

 羽振りのいい若手経営者に見える船越容疑者だが、TOMORO氏によれば、金策に走っている様子も伺えたという。

 

「じつは、今月のアタマにも一緒に飲みました。複数の起業を経て、エンジェル投資家(創業したばかりの企業に出資する人)になったと話していました。そろそろ手仕舞してドバイかシンガポールに移住したいとも言っていましたね。

 

 ただ、投資を優先しているので手元資金がないとよくこぼしていました。自分も少額ですが、都度都度に融通していました」

 

 また、9月にはSNSで船越容疑者と同じ会社に勤務していたというコンサルタント男性との間で、バトルも繰り広げていた。

 

「コンサルタント男性は、船越が元同僚を相手に投資詐欺をしていたと暴露したのです。もちろん、船越は全面的に否定。謝罪と訂正を強く求めていました。

 

 これに対してコンサルタント男性は、被害があったとされる元同僚のイニシャルを投稿し、お金を返すように諭していました。結局、泥仕合のようになっていましたが、互いに実名でやり合っていたので、話題になっていました」(前出・記者)

 

 取り調べに対し、容疑を認めているという船越容疑者。警視庁は詐取した資金の行方についても捜査する方針という。

 

「じつは、10年ほど前にあった投資詐欺事件でも、船越の名前が取りざたされました。この事件では詐欺グループ側が被害者の1人を殺害し、実行犯の無期懲役刑が確定していますが、結局、資金の行方はわからずじまいです。背後に専門的な詐欺グループがある可能性が高いとみられています」(同)

( SmartFLASH )

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