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倉本聰、山田洋次ら大御所も絶賛の“人情派”俳優・二宮和也 独立で画策する“第二の吉岡秀隆”化計画

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.10.25 17:29FLASH編集部

倉本聰、山田洋次ら大御所も絶賛の“人情派”俳優・二宮和也 独立で画策する“第二の吉岡秀隆”化計画

2015年、二宮和也は映画『母と暮せば』で第39回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞した

 

 10月24日、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)からの独立を発表した、嵐の二宮和也。ファンクラブのサイトで動画を公開し、

 

「自分が自分らしく、みなさんに最大限、見ていただいて楽しんでもらうためにも、ここで1回ちゃんとして、ひとつひとつの仕事に向き合い、自分の人生に後悔しないため」

 

 と、決断に至った心境を説明した。

 

「独立しても嵐の活動は続ける、と二宮は語っていますが、リーダーの大野智の復帰は不透明。嵐の復活は当分、先の話でしょう。今後は、俳優業がメインになっていくと思われます」(週刊誌記者)

 

 

 二宮の俳優としての評価は高い。2015年の映画『母と暮せば』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど、受賞歴は多数。2006年の『硫黄島からの手紙』で、ハリウッド作品にも出演を果たしている。2008年には、CNNの「まだ世界に名前は知られていないが演技力のある日本の俳優7人」に選ばれたこともある。

 

 ドラマ『優しい時間』(2005年・フジテレビ系)や『拝啓、父上様』(2007年・同)の脚本を担当した倉本聰氏も、二宮の演技力を高く評価するひとり。ドラマの撮影中、「お前は、めちゃくちゃ良い芝居をしているのに、世の中から全然、評価されていない」と、倉本氏から手作りのブルーリボン賞をプレゼントされたという逸話は有名だ。

 

「倉本氏だけでなく、『母と暮せば』では山田洋二監督、吉永小百合という大御所たちとも仕事をしました。主役クラスがそろった日曜劇場『VIVANT』(TBS系)でも存在感を示し、俳優としての評価は高まるばかりです。

 

 そうしたなかで起きた、旧ジャニーズ事務所の問題は、役者として大きなマイナスとなります。とくに“人情派”の役柄が多い二宮だけに、そのダメージは決して小さくありません。

 

 倉本氏や山田監督が起用し続けた“人情派”俳優の代表格といえば、吉岡秀隆ですが、彼のような俳優になるには、ジャニーズを離れる必要がある――それが独立という決断になったのでは。

 

 二宮同様、俳優として高く評価されている岡田准一も、ジャニーズを退所しますし、これは当然の流れなのかもしれません」(同前)

 

 SNSには俳優・二宮を応援する声が多数ある。

 

《二宮さんは、このままじゃこれまでのように映画のお仕事が来なくなりそうだもんね。あそこを出なければ、世界から好奇の目で見られることになっただろうな。脱力系アイドルの印象だけど、お芝居の仕事、好きそうだから、俳優を続けるなら賢明な判断》

 

《ニノのこれまでの仕事を考えたら、現状ではベストな選択だと思う。嵐であることに変わりはなく、俳優としてのニノの活動を“事務所問題が~”と押さえつけるものは無くなるわけだし(ですよね?企業さん)》

 

 事務所のまとったイメージを払拭し、二宮は“第二の吉岡秀隆”となれるか。

( SmartFLASH )

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