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8年ぶり新作の『あぶない刑事』タカ&ユージの伝説的エピソード「相棒もの刑事ドラマの先駆け」「舘のセリフは3行まで」

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.11.01 19:35FLASH編集部

8年ぶり新作の『あぶない刑事』タカ&ユージの伝説的エピソード「相棒もの刑事ドラマの先駆け」「舘のセリフは3行まで」

前作『さらば あぶない刑事』の舞台あいさつに登場した舘ひろし(左)と柴田恭兵

 

 舘ひろし(73)、柴田恭兵(72)、浅野温子(62)、仲村トオル(58)が出演する映画『帰ってきたあぶない刑事』が、2024年5月24日に公開されることが11月1日、記者会見で発表された。

 

 舘演じる「タカ」こと鷹山敏樹と、柴田扮する「ユージ」こと大下勇次という、刑事コンビの活躍を描く『あぶない刑事』シリーズは、1986年10月に日本テレビ系で放送が開始され、1988年には第2作『もっとあぶない刑事』が放送。その後、映画、テレビスペシャルが作られ、数々の伝説的なエピソードを残してきた。

 

■過去の刑事ドラマにないスタイリッシュさ、セクシーさ

 

 

 舘の所属していた石原プロ制作のドラマ『西部警察』(テレビ朝日系)、『太陽にほえろ』(日本テレビ系)では、派手な爆破シーンのほか、殉職シーンなど、刑事や犯人の悲哀に焦点が当てられることが多かった。

 

 だが『あぶない刑事』では、舘と柴田ならではの軽快なアクションや、ダンディズムとセクシーさを打ち出して、画期的な作品となった。

 

 舘はウェブ『シネマトゥデイ』に「1980年代後半の刑事ドラマには必ずと言っていいほど悲壮感が漂っていました。その悲壮感を否定したかったんです。刑事ドラマでスタイリッシュなお芝居をする、確かにこの作品は、その先駆けだったのかもしれません」と振り返っていた。

 

■個性の違う「相棒もの」としての先駆け

 

 刑事ドラマには、『相棒』(テレビ朝日系)など、個性の違う者同士がバディを組んで事件に挑む作品が数知れずある。

 

 そのなかでも『あぶない刑事』は、舘演じる「ダンディー鷹山」と、柴田演じる「セクシー大下」という、キャラの違う2人が互いを支えながら、活躍する姿が人気を博してきた。

 

 鷹山は普段はクールな紳士だが、ときに強い正義感から激情的になり、ショットガンを使用しながらハーレーなどの大型バイクを乗り回す姿が話題を呼んだ。大下は電子機器に精通しており、パソコンなどを駆使して捜査。卓越したクルマの運転技能を持ちながらも、俊足が自慢で、「ユージ走り」と呼ばれたクールな走り方でも知られていた。

 

■名キャラクターが彩った『あぶない刑事』永瀬正敏、宍戸錠、竹内力らも出演

 

鷹山&大下だけでなく、さまざまなコスプレが話題となった浅野温子演じる真山薫、当初は「プリティ町田」と呼ばれた若手刑事から、どんどん出世していった仲村トオル演じる町田透など、個性的なキャラクターたちが作品を彩ってきた。

 

 また、さまざまなゲストも話題となった。TVシリーズには、永瀬正敏、宍戸錠、竹内力、勝俣州和らが出演。『あぶない刑事フォーエヴァー TVスペシャル’98』には竹内結子、2016年の映画『さらば あぶない刑事』には吉川晃司が出演するなど、時代を彩ったスターたちが共演してきた。

 

■舘ひろしのセリフ“3行伝説”

 

 舘は、2016年1月24日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で柴田から『舘さんはセリフを1行しか言わないんです』とバラされた。

 

 舘は『長いセリフ、得意じゃないんですよ、3行以上言えない』と苦笑。さらに、舘はセリフを3行言うと、すぐにカメラに背中を向け「口を隠すため。そこ(背中を向けた場面)だけ、音を入れ替えてもらうんです」と“アフレコ”する裏技も使うことを明かしていた。

 

『あぶない刑事』の復活にSNSではさまざまな意見が寄せられた。

 

《お帰り~ あぶない刑事。この日を、ずっと、ずぅ~・・・と、待ってました!》

 

《サングラス掛けた瞬間タカとユージになるのほんとすごいよな~。みんなちゃんと年は取ってるのに若い時と変わらずかっこいいし可愛いし。やっぱ一生あぶない刑事が好きだわ》

 

《年齢見てびっくり トオルでも還暦前って… さすがに、老化であぶない刑事ではなかろうね? スーパーおじいちゃん達を期待したいわ。 好きなシリーズだから見たいけど》

 

「『帰ってきたあぶない刑事』は、2016年に公開された『さらば あぶない刑事』以来、8年ぶりの新作です。前作のラストで、鷹山&大下はニュージーランドに移住したものの、新作では神奈川・横浜に凱旋し、T&Y探偵事務所の探偵として活躍。監督は映画『TOKYO CITY GIRL』などを手掛けた36歳の原廣利さんが担当します。

 

 舘さんは新作に『監督もスタッフも若くて、いままでの“あぶない刑事”とはまったく違う新しい映像になっています』と話していました」(芸能ライター)

 

 舘とは37歳差の監督が手がける新作は、どんなストーリーとなっているのだろうか。

( SmartFLASH )

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