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ヒコロヒー、連ドラ『泥濘の食卓』でギャル女子高生演じる…やす子に続き芸人のドラマ進出が加速
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.12.02 11:00 最終更新日:2023.12.02 11:00
10月21日から、日向坂46 齊藤京子主演で始まったドラマ『泥濘の食卓』(テレビ朝日系)が好評だ。
1話、2話の見逃し配信が計100万回再生を突破(10月22日~11月3日、ビデオリサーチ算出)し、放送されている「土曜ナイトドラマ」枠が午後11時30分開始になってから、最高を記録した。
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今作は齊藤京子演じる主人公・捻木深愛が、吉沢悠演じるバイト先の店長と不倫し、さらに彼の家族にまで接近。純粋すぎるがゆえ、まっすぐな愛が狂気へと変わり、やがて “ぬかるみ” へと引きずり込むパラサイト不倫が描かれている。
ヒコロヒーは、そんな純愛モンスター・深愛の父の妹(叔母)役を演じるという。深愛の人生を左右するようなキーパーソンなのだが、12月2日放送の第7話では、20年前の回想シーンでギャルの女子高生を演じるという。
齊藤とヒコロヒーはバラエティ番組『キョコロヒー』(テレビ朝日系)で共演しているが、ドラマ出演が発表されたのも、11月20日放送の同番組でだった。
ヒコロヒーはドラマに出演するにあたって、
《(齊藤の)宝物みたいな大切な経験になる現場だと思ったので、お笑い畑の自分が軽はずみで出るのは何かおこがましいのではと思い、断ろうと言いました。》とし、《回想シーンでは18歳の設定ですと通達されたので、急いで『SK-II』を顔面にぶち塗るなどしました》と、芸人ならではのコメントを寄せている。
担当プロデューサーもヒコロヒーの演技には満足だったようで、「振り切った芝居ができるうまい人。もっと演技を見てみたい」と絶賛している。
「今年も多くのドラマにお笑い芸人が出演しました。たとえば、『はい~』の口癖でおなじみの元自衛隊芸人・やす子は、11月に2本のドラマに出演しています。
1本は、TOKIO・松岡昌宏が主演を務める『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)で、本人役で出演。もう1本は、木南晴夏主演の『セクシー田中さん』(日本テレビ系)で、木南の同僚役として出演しました。
実は、来年1月期は、お笑い芸人の主演ドラマが急増するんです。
3時のヒロイン・福田麻貴がドラマ『婚活1000本ノック』(フジテレビ系)で主演。また、とんねるず・木梨憲武は『春になったら』(フジテレビ系)で奈緒とW主演。さらに、ネプチューン・原田泰造が『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(フジテレビ系)に主演します。
これまで連ドラの主演は、旧ジャニーズ事務所所属の芸能人が務めることが多かったわけですが、性加害問題の影響を受け、出演が激減。それにかわって芸人に白羽の矢が立ったかたちです。
そもそも芸人は、ふだんからコントで役柄を演じていますから、演技はうまいし、演じられる幅も広いことが重宝される理由でしょう。
また、お笑い芸人を起用することで、ふだんドラマを見ない視聴者に関心を持ってもらうこともできますから、制作側もありがたい存在なのです。
もちろん芸人にとっても、ふだんバラエティ番組を見ない人たちに自分の存在を知ってもらえるのですから、ウィンウィンなんです」(芸能記者)
今後、芸人がドラマを “占拠” する時代がやってくるかもしれない。
( SmartFLASH )