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『アイシールド21』漫画家・村田雄介氏がアニメ制作スタジオ設立を宣言、アニメ有識者に聞くスタジオ成功の可能性

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.01.04 21:00 最終更新日:2024.01.04 21:00

『アイシールド21』漫画家・村田雄介氏がアニメ制作スタジオ設立を宣言、アニメ有識者に聞くスタジオ成功の可能性

(本人のXより)

 

 1月1日、『アイシールド21』『ワンパンマン』などの大ヒット作を手掛ける漫画家村田雄介氏がアニメ制作スタジオの立ち上げをXで発表した。

 

《アニメ制作スタジオを立ち上げました。突撃のラッパだ!》とポスト。この発表に『はじめの一歩』の森川ジョージ氏や『ちはやふる』の末次由紀氏など漫画家からの反応があった他、アニメーターやアニメ関係者などからも、スタジオ設立を祝す返信が寄せられていた。

 

 

 村田氏は2023年12月30日のポストで《オリジナルのアニメを作っています。パイロットフィルム的な》とポスト。河童の沙悟浄を主人公とする西遊記をモチーフにしたアニメ『ZAIYUKI』の序盤の約9分を公開している。

 

 ニュースサイトのコメント欄には

 

《スラムダンクのリメイクアニメ劇場版が大ヒットしたように、アイシールド21も似たような企画が進行中なのかもしれない。》

 

《おめでたい&期待大》

 

《村田さんは漫画を描く才能だけでなくアニメーターをする才能もあると思いました。》

 

 など、村田氏の代表作である『アイシールド21』のアニメのリメイクや、アニメーターとしての活躍への期待の声が集まっていた。漫画家が設立したアニメ会社が成功する可能性はあるのだろうか。

 

「『手塚プロ』は手塚治虫さん、『タツノコプロ』は吉田竜夫さん。いずれも漫画家の方がアニメ制作会社を設立して、現在もアニメを作り続けています。前例が無いわけではありません。村田さんは元々、圧倒的な画力の漫画家として知られています。そのクオリティがアニメでも発揮されれば、間違いなく人気作が生み出せるはずです」(アニメ雑誌ライター)

 

 アニメ制作会社としての処女作となるだろう『ZAIYUKI』。気になるのは、発表時期となるが……。

 

「パイロット版のほとんどは村田さん自身の手で描かれていて、一部背景などを外注しているそうです。現在、連載も抱えていますので、このまま村田さんが一人で描き続ければ全編公開は2、3年、いや、もっと先かもしれません。

 

 ただ、スタジオを設立したということは、事業として本格的に参画するつもりなのだと思います。人を雇って、制作のスピードアップも図れるはずです。そして、制作が軌道に乗れば、多くのファンが待ち望んでいる『アイシールド21』のアニメリメイクも夢では無いでしょう」(前出・アニメ雑誌ライター)

 

 近年見られなかった、漫画家設立のアニメ制作会社。偉大な先達である手塚プロやタツノコプロのように、何十年先も愛されるアニメを作っていってほしいものだ。

( SmartFLASH )

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