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【炎上YouTuberに変化】「煉獄コロアキ」は不起訴処分も…へずまはボランティア、ゆたぼんは勉強、私人逮捕系は連続逮捕
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.01.17 18:08 最終更新日:2024.01.17 18:19
かつて過激な言動で炎上を繰り返したYouTuberたちが、逮捕されたり活動方針を転換したりと、次々に変化が訪れている。
1月16日、私人逮捕系YouTuber「煉獄コロアキ」こと杉田一明氏が、不起訴処分となったと報じられた。2023年11月、都内の劇場周辺にいた10代女性の顔を映し、「転売ヤー」と字幕をつけた動画を撮影・投稿したことで、名誉毀損の疑いで逮捕されていた杉田氏。12月には、男性を不当に拘束したとして再逮捕されていた。
【関連記事:「覚醒剤持ってきて」私人逮捕系YouTuber「ガッツch」が「教唆」で逮捕「マッチポンプかよ」集まる批判】
「痴漢や盗撮など、犯罪行為をしたとみなした相手を取り押さえ、その様子を撮影する『私人逮捕系』ジャンルは、一時期おおいに脚光を浴びていました。しかし、再生数稼ぎのため過激化する傾向があり、批判を集めることが増えていったんです。
駅構内が撮影場所になることが多かったため、JR東日本が、『周囲のお客さまに危険が及ぶ行為など、駅や車内の秩序を乱す行為はおやめいただきたい』とコメントを出したほどでした」(週刊誌記者)
結果、「私人逮捕系」ジャンルで名の知られていた「ガッツch」を運営する今野蓮氏が、2023年11月、覚せい剤取締法違反(教唆)の疑いで逮捕。覚醒剤使用者とみられる人物をおびき出し、警察に突き出した行為が、所持を唆したとみなされた。12月にも、男性を不当に拘束したとして再逮捕されており、チャンネルは停止に追い込まれている。
さらに、2024年に入ってからも、女性を盗撮した男性から慰謝料名目で金銭を取ろうとしたとして、私人逮捕系YouTuberの男性2名が逮捕。難病と偽り交際女性から250万円をだまし取った疑いで私人逮捕系「スーパードミネーター」として活動していた男性が逮捕されるなど、次々と逮捕が報じられる事態となった。
いっぽう、炎上系YouTuberのくくりでいえば、「迷惑系」で名を広めたへずまりゅうがいる。だが、へずまはこの頃、能登半島地震の被災地に赴き、炊き出しで自身が開発したラーメン「みそま」を配ったり、トイレカーを送り届けたりと、活動している様子をXで報告している。
15日には、自身のXで《夜の炊き出しは冷え込みました。被災地では自慢のみそまを配って感謝され石川の人達と心が繋がります。なぜ今まで人に迷惑を掛けてきたのか?自分は間違っていました。これからの人生は人に喜ばれるような活動をしていきます。》と過去を省みるような発言を残している。
へずまと親交のあるゆたぼんも、不登校の「少年革命家」時代は炎上続きだったが、2023年9月からは「もう中3やから行ってみようと思って」と、中学校に登校。12月に15歳の誕生日を迎えると「青年革命家」に改名し、「人生は勉強や!」と日々勉強に励む姿を自身のXで発信している。もはや炎上とは無縁となり、《ゆたぼんほんとに変わったな》と応援する声が相次いでいる状況だ。
炎上で注目を集めて荒稼ぎするやり方は、時代の荒波とともに淘汰されつつあるのかもしれない。次の時代には、いったいどんなジャンルがトレンドとなるのだろうか。
( SmartFLASH )