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東野幸治、『セクシー田中さん』問題に「自分だったら脚本家と作者は会わせない」発言…「言ってることズレてる」と批判殺到
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.02.18 17:10 最終更新日:2024.02.18 17:10
2月17日、東野幸治が『東野幸治のホンモノラジオ』(ABCラジオ)に出演。原作者・芦原妃名子さんが急死したドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)問題について持論を語り、物議を醸している。
リスナーからのメールで、映画『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』(1984年)の話題が振られると、東野はこう語った。
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「好きです。好きというか、『なんじゃこれ?』と思いました。『うる星やつら』ってアニメが大好きで、『2』でどんなんやろうって見に行ったら、『え? なんやこれ』って。めちゃくちゃ覚えてます。
押井守さんが初監督で。だから、今の問題ですよ。日テレの漫画の原作、ベリーダンスとかの漫画やってて、なおかつ連載してて。日テレでドラマ化される」
『セクシー田中さん』問題との関連性に触れた東野は、こう続けた。
「ストーリーは作家が考えたから、作者のもんじゃないですか。でも、テレビサイズに落とし込むときの問題。脚本家と作者っていうのは、俺がプロデューサーやったら絶対会わさない。揉めたら困るから」
さらに、「原作の高橋留美子先生が試写会に行って、無言で去っていった」という伝説に触れつつ、東野はファンとしての葛藤をこう語った。
「言われれば確かに『これ、うる星やつら描いてたら、そりゃそうやろな』と思うし。一方で、アニメSF好きとしたらまあ面白いしっていう。あっち立てれば、こっち立たずみたいな典型ですよね」
『うる星やつら』は、高橋留美子氏が『週刊少年サンデー』(小学館)で連載し、大ヒットした漫画作品。スケベな高校生の「諸星あたる」と、彼を愛する一途な宇宙人「ラム」がドタバタ劇を繰り広げる軽快なラブコメディだ。
「1981年からテレビアニメ化され、押井氏が監督をつとめました。劇場版アニメシリーズ1作めの『うる星やつら オンリー・ユー』も押井氏が監督をつとめ、原作者の高橋氏から絶賛されたといわれています。
続けて押井氏が監督をつとめた劇場版アニメ2作め『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』は、ギャグテイストを抑え、陰鬱で物静かな作品になったことから、ファンから驚きと戸惑いの声があがりました。
この作品に対して、原作者の高橋氏が激怒したという “伝説” がありますが、『アニメと漫画は違う』と了解していたといわれています。
実際、同作品は同じ時間を繰り返すループものアニメの元祖とされ、押井氏にとって出世作となりました。その後のアニメ作品に影響を与えたという声も多いのです。
テレビドラマ化をめぐり、原作者と脚本家の間ですれ違いがあった『セクシー田中さん』とは、状況が違うかもしれませんね」(芸能担当記者)
東野がドラマ『セクシー田中さん』と映画『うる星やつら2』を関連づけて持論を語ったことに、SNSでは批判的な声が殺到した。
《言ってることがズレてる。今回のセクシー田中さんの事件は「原作に忠実に」という約束を日テレが破り、小学館が先生を守らなかったということ》
《こういうのが「ニワカのいっちよ噛み」なんだろうね。B・D(編集部注『ビューティフル・ドリーマー』)は劇場うる星2作目だし、1作目も押井監督。芦原先生と相沢氏が会わずに今回の悲劇が起きたことも理解できていない》
《勘違いしている TVシリーズで原作通りに作り成功しての映画で特別なものとして製作された作品と初っぱなから原作無視の作品ではまったく意味が違う》
「アニメ好き」を公言する東野だが、少々、配慮が足りなかったようだ。
( SmartFLASH )