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『オールスター感謝祭』にも登場した中国産格安アクセから「基準の700倍の発がん物質」に寄せられる心配

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.04.09 15:32 最終更新日:2024.04.09 15:39

『オールスター感謝祭』にも登場した中国産格安アクセから「基準の700倍の発がん物質」に寄せられる心配

TBS放送センター(写真・時事通信)

 

 中国の新興格安EC(電子商取引)プラットフォーム「アリエクスプレス(AliExpress)」と「テム(Temu)」などが販売する激安アクセサリーから「韓国国内基準値の最大700倍に達するカドミウムや鉛などの発がん物質が検出された」と韓国当局が発表、注意を呼びかけている。

 

「韓国の中央日報が報じました。4月7日に仁川(インチョン)本部税関が、アクセサリー404個の成分を分析した結果、96個(24%)から、基準値を超える発がん物質が検出されたそうです。

 

 

 該当商品は配送料を含めて平均2000ウォン(約224円)などの低価格商品で、若者に人気があります。プラットフォーム別には『アリエクスプレス』と『テム』関連製品が、それぞれ48個ずつだったということです」(在韓ジャーナリスト)

 

 この「テム」をめぐっては、4月6日に放送された『オールスター感謝祭’24春』(TBS系)でも話題になった。

 

今田耕司島崎和歌子がMCを務める、1991年から続く春の名物人気番組です。今回は新たに始まるドラマの出演者やアスリートなどがおよそ80人が出演しました。その番組内で、出場者の森脇健児が、通販番組のように『テム』の商品を紹介していました。

 

『テム』は、中国国内ではアリババなどに次ぐ企業規模といわれます。当初は東南アジアで話題になり、2023年7月に日本に進出しました。90%オフの価格を打ち出したり、ショート動画アプリ『TikTok』などを使い大々的にPRをしたりと、次々と話題作り、日本の芸能人を巻き込みながら、あっという間に知名度をあげました」(芸能記者)

 

 しかし2023年、米議会の超党派諮問委員会「米中経済安全保障再考委員会」が、新疆ウイグル自治区での人権侵害や、クレジットカードを介した情報漏洩などが懸念されることから、同社を「問題企業のひとつ」にあげている。

 

 そうしたなかで、今回、判明した「発がんの可能性がある物質」。「国際がん研究機関(IARC)」は、カドミウムを「ヒトに対して発がん性がある」として、最大級の危険物質に分類、鉛も3段階めに危険な『ヒトに対して発がん性があるかも知れない』に分類している。

 

 かつて、日本で発生したイタイイタイ病も『慢性カドミウム中毒』が原因だった。同社が提供する商品の材料や購入者の個人情報において「安全」が担保されているのか、はなはだ心配である。

( SmartFLASH )

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