「ひどいな」「ズレまくり」和田アキ子、“パパ活”宮沢元議員へエールの反面“頂き女子”に「腹立つ」発言で集まる違和感

 

　4月28日、歌手の和田アキ子がMCをつとめる『アッコにおまかせ！』（TBS系）では、週刊文春に“パパ活”を報じられ、議員辞職した前防衛副大臣の宮沢博行元衆院議員について取り上げた。

 

　宮沢氏をめぐっては、新型コロナウイルス禍の緊急事態宣言下だった2021年、出会い系カフェで知り合った当時28歳の女性と、金銭援助をともなう同居をしていたと報じられ、議員辞職願を提出。25日の衆院本会議で辞職が許可された。

 

　28日には、地元・静岡県袋井市で、議員辞職願提出後、初となる公の場で謝罪会見。番組では放送直前におこなわれた会見の様子を取り上げた。

 

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　宮沢氏が「同居、ルームシェアに関してはこれはもう悪いことだと、即座に判断いたしました。本当に反省しております」と謝罪したうえで、「欲……欲ですね。欲を抑えきれなかったといいますか、そこに負けてしまった結果だな、と思っておりまして、そこのところは反省をし続けなければいけません」と述べた。

 

「記憶がない、と逃げる人が大半のなか、どうして説明しようと思ったのか」との問いに宮沢氏は「記憶にあるものは記憶にありますから、そりゃ……ハイ……逃げてもしょうがないじゃないですか。やっちゃったものはやっちゃったことですので。逃げない……ハイ」と話した。

 

　さらに宮沢氏は、家族に「ごめんね」と報告すると「なじることもなく、取り乱すこともなく、ただ『はい。これからどうするの？』という返事だった」と説明。今後の政治活動については「まったくの白紙でございます」と述べた。

 

　和田はこのVTRが流れているなか、笑いをこらえきれず爆笑。宮沢氏が「記憶にあるものは記憶にあります」と述べたことに「この人、おもしろいね」とつぶやいた。

 

　そしてVTRがあけると、和田は「なんかこんな言い方したら失礼ですけど、おもしろい人ですね」とコメント。「話し方とか。擁護はしてないけれども、この女性から訴えられたわけでもないわけでしょ？　女性は怒ったけど。受け答えはウソ隠しなくおっしゃってるような気がして。家族もすごいですね。『もうわかった』とおっしゃって。つらいと思いますけど、がんばっていただきたい」と、今後へのエールも送った。

 

　その直後、和田の「こっちのほうが腹立つね」というコメントとともに、話題は通称「頂き女子りりちゃん」に。

 

「頂き女子りりちゃん」こと渡邊真衣被告は、男性から現金1億5000万円をだましとった詐欺罪と、恋愛詐欺の手法をマニュアルにし販売していた詐欺ほう助の罪で逮捕された。名古屋地裁は、渡邊被告に懲役9年と罰金800万円の実刑判決を言い渡した。

 

　番組に出演していたタレントの出川哲朗は「宮沢さんが出会い系でこの子と出会わなくて、よかった。もし出会っちゃってたら、とんでもない。純粋だから、宮沢さんは。どんどん貸しちゃうから」とコメント。番組で、渡邊被告が勾留中に書いた手紙を紹介すると、和田は「あまり反省しているようには見えませんね」とコメントしていた。

 

　和田が宮沢氏に「がんばっていただきたい」とエールを送る一方、渡邊被告に対しては「こっちのほうが腹立つね」「反省しているようには見えない」と語ったことに、SNSでは、違和感を覚えるという声があがっている。

 

《アッコにおまかせのパパ活宮沢博行擁護酷いな》

 

《ズレまくりの和田アキ子　自民党　宮沢博行　元議員の「パパ活」パネル報道の後に「頂き女子りりちゃん」を見て　和田アキ子「こっちの方が腹立つね」》

 

《宮沢博行の出会い系カフェでのパパ活は、余り騒がれてないが「緊急事態宣言下」だったんだよな！　番組で「いさぎよい」とか褒めまくってるが、当時発覚してれば大問題だったはず》

 

　同日、投開票された衆院3補選で自民党は全敗。緊急事態宣言下の“パパ活”を「おもしろい」とは思わない人もいるようだ。

( SmartFLASH )