エンタメ・アイドル
【酷評の嵐でも】フジテレビ 3年連続で大晦日に『逃走中』放送でネット呆れ…ロケ中に近隣住民とトラブルの映画版も惨敗
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.11.23 17:45 最終更新日:2024.11.23 17:45
11月23日、フジテレビは、今年の大晦日のゴールデン帯に『逃走中~大みそかSP~』を放送すると発表。今年で20周年を迎えた同局の人気コンテンツとはいえ、2024年、視聴者から批判され続けた『逃走中』を年末特番に持ってきたことに、驚く声も少なくない。
「『逃走中』をめぐっては、今年、何度も炎上騒ぎが起こっています。2024年3月には、映画版『逃走中』の撮影で、自宅マンションの入口を封鎖されたという一般男性が、Xに撮影現場でのスタッフの対応を批判するポストを投稿。SNS上では、制作会社やフジテレビへの非難が殺到し、大炎上しました。
投稿した男性を取材した『まいどなニュース』によると、現場は都内のオフィス街。男性がマンションに入ろうとすると、出入口に撮影機材などが置かれ、なかに入れない状態だったそうです。男性が道路使用許可書を確認すると場所がズレていたことから、撮影の一時中止を要請。すると、あろうことか、『みんなの道路だから撮影してもいいんです』『一般の方々と我々は違うんです。静かにしてください』などと言われ、撮影はそのまま続行されたといいます。
【関連記事:「本当に何様」『逃走中』制作会社、マンション封鎖で怒る住民に驚きの「慢心」発言で集まる嫌悪感】
その後、通報により警察がやってきて、撮影は終了したそうですが、現場スタッフの傲慢な姿勢に《何様なのか》とSNSが大炎上。結果的に、番組制作会社が謝罪する事態となったのです。またフジテレビも3月29日に定例社長会見で、このトラブルを謝罪しました」(芸能記者)
騒動後、4月7日に放送された『逃走中』では、夜中の浅草を舞台にロケを敢行。画面上には、放送中、何度も『※許可を得て撮影しています』というテロップが流されたものの、前回の炎上騒動を覚えている視聴者からは、商店街や住宅地でおこなわれたロケに批判の声があがっていた。
さらに、3月のトラブルの発端となった映画『逃走中 THE MOVIE』が7月19日に公開されたものの、公開後からSNSには“邦画史に傷跡を残す駄作”といった酷評があふれ、興行的にも惨敗といえる結果となった。
そんななかでの大晦日の特番発表に、X上では、
《もうええでしょう案件》
《もはやネタ切れか》
《フジテレビが視聴者から逃げられてんだよ。大谷選手とかその他もろもろ。自虐ネタかよ》
《フジテレビは迷走中か》
など、悲しいほどに期待する声が少ないのが現状だ。
「『逃走中』は2022年、2023年と、2年連続でフジの大晦日の目玉番組として放送されてきましたが、2022年の大晦日は、17時からの120分が世帯視聴率5.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、19時からの240分が同3.7%、23時からの45分が同2.9%と、他局の裏番組に惨敗。2023年も同3.4%と振るいませんでした。
今年にいたっては、炎上騒ぎや映画の惨敗があった中での、大晦日の特番ですからね。それでも続けるのは、フジテレビに目玉となるような大型企画がないからでしょう。いっそのこと、大晦日のために新たな番組企画をつくってもよかったのではないでしょうか。こうしたチャレンジ精神の無さも気になるところです」(前同)
視聴率という厳しいジャッジからは“逃走”できないはずだが……。
( SmartFLASH )