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中田敦彦、報道特番MCに抜擢も賛否両論…反発の背景に松本人志批判、専門家から「デマ」認定の“炎上歴”

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.22 19:12 最終更新日:2024.12.22 19:12

中田敦彦、報道特番MCに抜擢も賛否両論…反発の背景に松本人志批判、専門家から「デマ」認定の“炎上歴”

民放の特番への出演が発表された中田敦彦

 

 年末の特番といえば近年、1年を振り返る報道番組が多くなっている。TBSは2011年に始まった『報道の日』(TBS系)を今年も継続して12月29日に放送するが、来年で開局70周年を迎えるため、この1年だけでなく“テレビ報道70年の裏側”をテーマにして、放送時間はなんと6時間半にも及ぶという。

 

 司会及びMCは『サンデーモーニング』の膳場貴子、『Nスタ』の井上貴博の両アナという同局の顔がそろい踏み。そして、そこに加わるもう一人が話題を呼んでいる。お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦だ。

 

 

「中田さんはしばらく地上波で姿を見せていないにもかかわらず、いきなり全国区でのニュース番組、しかも大型特番への抜擢ですから、意外に思う人も多いようです。

 

 テレビ出演はかなり久しぶりですが、一方で自身のYouTubeチャンネル『中田敦彦のYouTube大学』は現在も絶好調。同チャンネルでは、慶応義塾大学卒の“インテリキャラ”を生かし、日本政治や国際社会、テクノロジーなどの時事ネタを分かりやすく解説する動画を多数公開してきました。現在のチャンネル登録者数は540万人を超えており、ある種の一大メディアとなっています。さらに、自身のオンラインサロン『PROGRESS』の“入学者数”は5000人以上。かつて芸人として一世を風靡した中田さんは今、コアなファンにとってカリスマ的な存在となっています」(芸能記者)

 

 中田の出演情報を受け、ネット上では「あっちゃんが出るなら見たい!」という声が多数聞かれる。しかし一方で、拒否感を示す声も上がっており賛否両論の様相を呈している。

 

「最も注目を浴びたのは、中田さんの“松本人志批判”でしょう。まだ松本さんに性加害が報じられてもいなかった2023年5月、中田さんはYouTubeで、松本人志が漫才のショーレースの審査員を独占していると批判し、大騒動にまで発展しました」(同前)

 

 こうして忖度なしで話す中田の論調は共感とともに、激しい批判も招いた。そして今回の報道番組のMCへの抜擢については、「その資格があるのか?」という疑問も投げかけられている。

 

「人気を集めるYouTubeチャンネルでは、解説が不適切だとして専門家から指摘されたこともたびたびあります。2020年の『イスラム教を分かりやすく解説してみた』という動画(現在は非公開)には、イスラム思想研究者の飯山陽氏が数々のツッコミを入れ、『中田敦彦氏のイスラム教の解説は『不十分』なのではなくデマです』と断言するまでに至っています。

 

 前年の2019年には『【日韓関係(1)】~関係悪化の裏には壮大な歴史が絡んでいる~』と題した動画を公開しましたが、中田さんはこの動画の制作にあたりたった1冊の文献を頼りに作り上げたそうで『思想が偏っている』などの声が多数書き込まれる事態になってしまいました」(同前)

 

 こうした声も多いなか、起用に踏み切った総合プロデューサーの曺琴袖(ちょうくんす)氏は「オールドメディアの一つであるテレビ報道が過去70年に残してきた功罪を改めて振り返る」「ニューメディアのYouTubeで時事問題の報道に一石を投じ続けている中田敦彦さんをMCとしてお招きしたのも、そういう思いから」と語っている。こうした制作陣の意図は果たしてどのような形で番組に現れるのか。内容を注視したい。

( SmartFLASH )

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