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【中居問題余波】フジテレビ 「お台場冒険王」中止危機で周辺施設の“廃墟化”リスク、ヴィーナス・フォート跡地も大苦戦

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記事投稿日:2025.02.10 17:45 最終更新日:2025.02.10 17:45
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
【中居問題余波】フジテレビ 「お台場冒険王」中止危機で周辺施設の“廃墟化”リスク、ヴィーナス・フォート跡地も大苦戦

中居正広のトラブルに揺れるフジテレビ

 

 元SMAP・中居正広の女性トラブルで、社員が関与した疑惑と中居の起用を継続した問題で揺れるフジテレビ。1月23日には「第三者委員会」が設置され、ようやく原因究明に動き出した一方、次々と番組存続の危機があらわになったーー。

 

「1月31日には『スポニチ』で大型歌特番『FNS歌謡祭』の中止が報じられました。主な原因は、スポンサーが集まらないことによる予算不足。他の人気番組にもドミノ倒しで影響が出ることが考えられますね。

 

 1月27日のやり直し会見では港浩一前社長が辞意を示したものの、スポンサー離れが後を絶たず、トヨタや日本生命などの大手をはじめ、約75社もの企業が撤退しました。CMはほとんどACや同局の番宣に変更されていますね。広告費の激減で、番組制作にも暗雲が垂れ込めています」(芸能記者)

 

 

 その言葉どおり、2月3日に「スポニチ」で人気バラエティ番組『逃走中』の制作が難航していると報じられた。記事によると、スポンサー離れに加えて“ロケ地”問題があがっているという。同番組は、神奈川県横浜市の中華街や千葉県千葉市のイオンモール幕張新都心など自治体や大型ショッピングモールとコラボしてきたことで知られている。

 

 さらに、港前社長の“肝いり企画”で15年ぶりに復活した『お台場冒険王』も開催の目処が立っていないと同紙で報じられた。

 

「2023年にフジテレビ開局65周年を記念して復活しました。『フジテレビ本社屋』『冒険ランド』『サテライト会場』とお台場を中心に3つのエリアに分け、番組の世界を楽しめる作りになっていました。

 

 2024年には約40人のアナウンサーが集結し、和太鼓パフォーマンス『フジアナTAIKO魂』を披露しています。夏休み期間に開かれているので親子連れのお客さんも多く、同年には約250万人の来場者を記録する大盛況でしたね」

 

 お台場冒険王の中止で“廃墟化”が進むと指摘するのは、さる芸能ジャーナリストだ。

 

「フジテレビのあるお台場は、他のキー局と違い、レインボーブリッジをわざわざ渡った先の“島”です。これまでは、こうした地理環境を逆手にとりお台場全体をエンターテインメント化する方向で開発が進められてきました。隣接するアミューズメント施設の『ジョイポリス』や『ヴィーナス・フォート』が典型です。ただ近年、フジテレビの人気に翳りが出るにつれ、徐々にお台場からも元気がなくなりました。

 

 とくに、『ヴィーナス・フォート』はかつて『逃走中』の撮影現場にも使われましたが、2022年に閉館。2024年3月に没入型エンターテイメント施設『イマーシブ・フォート東京』に生まれ変わりましたが、集客に苦戦しています。

 

 周辺施設もお台場冒険王目当ての客入りを期待していはずですから、今回の問題は大ダメージでしょう。フジテレビが落ち込むにつれて、お台場からもどんどん活気が失われていきそうです」

 

 人権侵害を放置したことの影響は甚大だ。

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