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【人気女優の武勇伝】橋本環奈は撮休前夜「酒と麻雀」、田中みな実は“遅刻に怒りの公開説教”…現場が見ていた事件の数々

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記事投稿日:2025.03.08 06:00 最終更新日:2025.03.08 14:02
出典元: 週刊FLASH 2025年3月18日号
著者: 『FLASH』編集部
【人気女優の武勇伝】橋本環奈は撮休前夜「酒と麻雀」、田中みな実は“遅刻に怒りの公開説教”…現場が見ていた事件の数々

橋本環奈

 

「よくも悪くも女優というのは個性的な方が多くて……。事件は大げさですが、“困った” ことは現場でよく起こります」

 

 こうボヤくのは、数々のドラマに関わったベテランスタッフだ。その彼が「撮影は無事に終わったのでいいのですが……」と苦笑いする “困った” 女優が、橋本環奈(26)だ。

 

 橋本といえば、朝ドラ『おむすび』(NHK)が2月にクランクアップしたばかりだ。

 

「橋本さんの素顔は、まるでオヤジです。酒好きというのは有名かと思いますが、麻雀も大好きなんです。本人曰く、酒と麻雀はセットなんだとか。睡眠時間を削ってでも卓を囲むくらいハマっていて、徹マンもへっちゃらなんだとか。朝ドラの撮影は毎日あるので、『お酒はやめられそうにないので、麻雀を控えることにした』そうです。ただ、休憩時間に、一人でできる麻雀アプリをシコシコやっていましたが(笑)。問題は撮休前日の夜です。ここぞとばかりに、『お酒+麻雀』を解禁していたそうなんです。無事クランクアップしたからいいですが、体調を考えてしっかり休んでほしかったんですけどね」(同前)

 

 

 1月ドラマ『トゥルーカラーズ』(NHK)のロケ撮影後でも “酒” の事件が起きていた。主演の倉科カナ(37)は、 “酒豪” 女優としても有名だ。

 

「倉科さんは『私、大好きなお酒の量を少しだけ減らして今日に挑みました!』と、撮影初日に挨拶していたんです。ところが、その日の撮影が予定どおり終わると、待ちきれないのか送迎バスで豪快にプシューッとビールをひと缶。さらに、宿舎に帰ってからはスタッフや共演者を交えて宴席です。倉科さんは陽気なお酒で、楽しいロケだったんですが……」(ドラマ関係者)

 

 事件は、倉科が帰京する空港の待合ラウンジで起きた。

 

「『どうせ飛行機で寝ちゃうからね』と、グビグビとお酒を飲み始めたんです。フライト時間は迫っていて、ゲートにはすでに乗客が並び始めていました。私たちスタッフがちらちら時計を見ていると、『ねえ、なんで人ってああやって我先に行こうとするのかね?』とさらにグビグビ。

 

 いよいよタイムリミットとなった瞬間、倉科さんは突然ダッシュして、いかにも撮影がギリギリまであってフライト時間に辛うじて間に合った、という迫真の演技……をしていました。小走りで搭乗案内をしてくれた航空会社の方に平謝りしました」(同前)

 

 撮影が押すことに “厳しい” のが上戸彩(39)だ。

 

「上戸さんは “子育て優先” で仕事していると公言しているから、早く仕事を終わらせたいのはわかるのですが、あの日は大慌てでした」

 

 あるテレビ局関係者が、上戸のドラマ撮影を振り返った。

 

「その日の収録は順調で押してもいなかったんです。20時には終わる算段で進んでいました。18時くらいのカメラリハーサルで、上戸さんが笑顔で『早く終わろう!』とその場にいたスタッフ全員に聞こえるように言ったんです。我々スタッフは大慌てです。急ピッチで打ち合わせ・準備をして、19時前に終わらせました」

 

 同じくママ女優の土屋太鳳(30)が “厳しい” のは、仕事終わりによく食べているという焼き肉だ。

 

「太鳳ちゃんといえば『無類のお肉好き』です。収録が終わると楽屋に戻るなり『ねー、肉焼かない?』ってなるんです。

 

 でも最近、太鳳ちゃんのお肉に対するこだわりがプロ級になって……。先日、焼き肉に行ったときです。今までだと楽しくおしゃべりしながら食べていたんですが、その日の太鳳ちゃんは、ジーッとお肉が焼き上がるのを見つめたり、何度もお肉をひっくり返したり。その間はずっと無言です。こちらは早く食べたくて、『もう、いいんじゃない?』と言うと、被せ気味に『ちょっと待って!』と叱られて……。緊張して、食べた気がしなかったです」(別のテレビ局関係者)

 

 冠ラジオ番組でゲストを公開説教してブースが凍ったという伝説を持つのは、田中みな実(38)。番組に長年関わってきたスタッフが振り返る。

 

「その日のゲストは、Creepy NutsのDJ松永さんでした。ところが入り時間が来ても、松永さんの姿が見えない。スタジオが使用できる時間は限られていたために、やむなく収録を開始することになったんです。

 

 そうしたら、収録直前に田中さんが『私、やっぱり納得いかないわ! これ公開説教しない?』とすごい剣幕で言いだしたんです。制作側としては『できれば穏便に』とは思いましたが、田中さんを立てて『(説教は)冒頭だけということでおまかせします』となり、収録を始めたんです」

 

 宣言どおり冒頭から説教を始めた田中は、次第にヒートアップ。怒りが頂点に達したタイミングで、遅刻した松永がスタジオに現われた。

 

「本音を言えば『疫病神が来ちゃった』と思いましたよ。仕方なく、ゲストとして番組途中から入ってもらったんです。すると、田中さんはいきなり『何か言うことはないの?』と冷たく言い放ち、それからは松永さんに説教の嵐です。冒頭だけ、という段取りは反故になり、制作者としては最悪な展開になりました。ただ、この『田中みな実が激怒』がネットニュースとなり、結果的に番組の知名度をさらに高める結果になったんです。もし田中さんがそこまで考えていたなら、なかなかの策士ですよね」(同前)

 

“策士” として衣装担当者の間で話に上るのが、吉岡里帆(32)だという。

 

「里帆ちゃんは“確信犯”です。

 

 あるイベントで、夏だったこともあって肩丸出しのチューブトップで、胸の谷間が少し見えちゃってる(見せちゃってる)衣装を指定してきたんです。『大丈夫かな?』と思って胸元の部分を両面テープで固定しましょうと提案したんです。でも、里帆ちゃんは『全然、平気』とそのまま登壇したんです。里帆ちゃんはしゃべっている最中にわりと手を動かすのが癖なんですよ。だから、服がずり落ちないかハラハラしてました。

 

 無事にイベントも終わって楽屋に帰ってくるなり『見てた? カメラマンの人って脇あけると途端にシャッター切るよね?』と『してやったり』な顔で満足そうでした」(衣装スタッフ)

 

 マイペースで現場を振りまわすのが、ドラマ『ギークス〜警察署の変人たち〜』(2024年、フジテレビ系)に出演するなど最近、女優業が増えてきた滝沢カレン(32)。

 

「バラエティでの “天然” は、俳優仕事の現場でも変わらず。演じる役の台詞について『なぜ、こんなことを言うの?』と疑問が湧いてくるみたいで、スタッフや共演者に聞きまくるんですよ。

 

 現場が忙しいときは、相手をするのが大変でした(笑)」(別のドラマ関係者)

 

 やはり、事件は現場で起きていた。

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