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「R-1には夢がない」井口のジンクスを返せるか…友田オレに期待集まるも、“過去優勝者が売れない”不吉

2025年の「R-1」で優勝した友田オレ(写真・本人Instagramより)
3月8日に放送された、ピン芸日本一決定戦『R-1グランプリ2025』は、史上最多5511人のエントリーの中から決勝初出場の友田オレが優勝を勝ち取り、23代目の王者となった。
2018年のR-1で優勝した当時26歳の粗品の記録を破り、歴代最年少王者となった23歳の友田の今後の活躍に期待がかかるが、懸念点もある。2022年の『M-1グランプリ』王者・ウエストランドの井口浩之が決勝でネタにした「R-1には夢がない」発言だ。実際、歴代R-1王者のその後は、全員がメジャーになったとは言い難い現状がある。
「R-1放送後に放送された『ENGEIグランドスラム今夜は生放送!』にトップバッターで出演した、2022年R-1王者のお見送り芸人しんいちさんは、そのあたりをさっそく歌ネタにして披露しました。
しんいちさんは『まずは友田オレさん、優勝おめでとうございます。そして、こちらの世界へようこそ』と語ったあと、『R-1王者へようこそ』という歌ネタを披露。優勝したとて、レギュラーは決まらない、CMなんて来ない、グリーン車に乗せてもらえない、芸能人と付き合えないなどと、“自身の”現状を歌にしてイジりました。
さらに、R-1の優勝賞金は500万円だが、女芸人No.1決定戦『THE W』は1000万円、これは逆じゃないかとツッコみ、歴代R-1王者のビミョーなその後を歌にして笑いを取っていました。象徴的なのはしんいちさんの出番です。しんいちさんが放送された時間帯は関東エリアのみで、その後の『NON STYLE』の出番から全国放送に切り替わるという扱いです」(芸能ジャーナリスト)
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井口にしろ、しんいちにしろ、もちろんネタとして「R-1の存在感」について言及しているものの、友田オレに対してX上では、
《R1に夢がないのは、審査の納得感が低すぎるからのように思う。今回の友田オレでテレビで一般にウケる姿が想像できない。ちゃんとバラエティで活躍できるの?》
《友田オレのあんなネタで優勝するんだったらRー1にはほんと夢がないわ ウエストランド井口正しすぎ》
《友田オレの決勝ネタ全然おもんなかった これだからR1は夢がないと言われるのでは…》
と厳しい声もあがっている。
「実際、しんいちさんはむしろ売れているほうですよ。過去のR-1王者でいえば、2014年のR-1で優勝した第12代王者・やまもとまさみさんは、芸人を辞めたわけではないものの、クレープ屋さんのオーナーに転身して成功。2019年に『日刊ゲンダイ』のインタビューに、
《優勝したものの、忙しかったのは半年ほど。その後はジリ貧で、イベント司会やライブが月にそれぞれ数回、テレビ・ラジオはパラパラ》
と語り、芸人をやめるかどうか悩んだこともあると吐露しています。そして2024年の優勝者・街裏ぴんくさんも、単発のネタ番組に呼ばれる程度で、レギュラー番組を持つといった活躍はありません。2023年に優勝した田津原理音さんも、今回の決勝メンバーに再び名を連ねてはいましたが、イマイチ“売りきれていない”印象です。
友田さんはまだ23歳と若く、“最年少優勝”を看板にして、しばらくは仕事が増えるでしょう。ただ、歌ネタ芸人は飽きられやすいのも事実。ひな壇やリポーターなどの仕事に対応できるかどうかが、残れるかどうかの鍵となるのではないでしょうか」(同前)
史上最年少王者となった友田オレは、不吉なジンクスを覆せるか。
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