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フジ会見も再現?『ミタゾノ』最終回で「サッポロ姉さん」「元グラドル観光大使」パロディ満載に大反響

ドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)で主演を務めたTOKIO・松岡昌宏
3月11日、松岡昌宏主演のドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)の最終回が放送された。
冒頭で松下奈緒が演じる折原果歩が「透明な政治」を掲げて都知事に就任。するといきなり、「学歴詐称」「プロジェクションマッピング」などの言葉が飛び交い、何やら“あの人”を思い浮かべる展開に。さらには「民自党の闇の献金パーティー」や、議員の「元グラドル観光大使議員と夜の密会デート」、エッフェル姉さんならぬ「サッポロ姉さん」「頂き女子」など、どこかで聞いたことがあるような話が次から次へと飛び出した。
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この“攻める”姿勢に、Xでは
《ねぇ今日のミタゾノさん、時事ネタやら色々攻め過ぎじゃない?》
《エッフェル姉さんまでネタにしてる、ミタゾノ制作陣強い》
など、大ウケ。
このパロディ祭りのクライマックスは、都知事の記者会見だった。
プロジェクションマッピング事業の収支報告では、肝心の部分が「黒塗り」ならぬ「白塗り」で隠され、会見は紛糾。大声で叫びまくる女性記者や、「自分語りが長過ぎ」て質問内容がさっぱり分からない記者などが登場。トドメには、折原の父である民自党幹事長(田山涼成)が「こんなものは報道するなよ、もし報道したら、そのメディアは終わりだぞ!」と叫び、大混乱の会見が終了した。これには
《あの女記者のオマージュ、CXの会見を彷彿させる流れ、最終回に時事ネタ全部ぶっ込んできた感じのミタゾノ凄いなw》
《書いたら終わりって言葉を聞いて、松本龍復興大臣を思い出した。しかも3.11放送とは・・・》
《これぞミタゾノさんの“ブラックユーモア“精神!あっぱれ!》
など称賛が多数みられる。
ドラマでは、事業予算のうちほとんどが「中抜き」という設定だったプロジェクションマッピング。現実の世界では、東京都の事業として都庁を使ったプロジェクションマッピングが、2024年2月からおこなわれている。
「この事業の予算は2年間で16億5000万円。都庁以外にも都内各所でおこなわれる計画で、総事業費は48億円ともいわれています。その原資は当然ながら税金で、『壮大な無駄』との批判が多くあります。経済波及効果は都の試算で18億円ですが、開始から1年経っても、実際に効果があったかどうかは謎のままです」(社会部記者)
2016年に放送が始まり、今作が第7シーズンだった『ミタゾノ』。5月からは舞台の『家政夫のミタゾノTHE STAGE レ・ミゼラ風呂』の公演がおこなわれる。48歳の松岡。まだまだ女装は続きそうだ。