
原田泰造と狩野英孝
狩野英孝が、7月28日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演。番組で紹介された狩野の生まれ故郷・宮城県栗原市に対する“しゃべくりメンバー”の言動が今、物議を醸している。
「狩野さんが生まれた栗原市は2024年1月に『田舎暮らしの本』(宝島社)で発表された『住みたい田舎ベストランキング2024年版』の人口5万人以上10万人未満の市総合部門で、全国第1位を獲得したのです。移住施策の他、子育てや高齢者福祉、教育、産業、インフラなどのさまざまな項目を総合して評価されたとのことで、狩野さんも“しゃべくりメンバー”に将来移住してもらおうと猛プッシュしたのですが……」(芸能ジャーナリスト)
だが、お笑い芸人が番組のゲストで来た場合は、必ずサゲる展開をすると決めているのだろうか。メンバーは言いたい放題だった。
「栗原市出身の芸能人として歌手の高橋ジョージさんが紹介されたのですが、生家の“跡地”の写真が公開されたのです。つまりは更地だったのですが、これにくりぃむしちゅー上田晋也さんらは一斉攻撃。そこから“ふるさと”イジりが加速していきました。狩野さんが、『栗原市のメインストリートである六日町通り商店街は、新宿でいう歌舞伎町』とアピールすると、閑散とした街並みの写真に上田さんは『シャッター商店街じゃねーかよ!』、有田哲平さんも『どこが歌舞伎町なんだよ!』と指摘。
ネプチューンの原田泰造さんも『誰も人いねーじゃねーか!』『ゾンビ映画かと思った』と大笑い。このあとも『日中であの寂しさ』『何が揃うんだ、あそこで』などと、イジりは続きました。それでも狩野さんは熱弁をやめず、クマ肉などが味わえる店を紹介。すると上田さんは、『クマが出るから人通りがない?』とツッコミを入れていたんです」(前出・芸能ジャーナリスト)
【関連記事:「笑いの神に愛されすぎ」「歴史的瞬間」狩野英孝「如意棒購入ハイテンション→照明割って配信終了」の流れにファン爆笑】
X上では、“しゃべくりメンバー”からのイジりに不満爆発。
《栗原市とエイコーちゃんに失礼すぎる》
《宮城気になって見始めたけど 街並みをバカにして笑ってるる場面でドン引き》
《すっごい腹立つ 田舎かもしれないけど 他所の人間がそこまで 言う? どんだけ?何様?》
《地方の商店街繁華街貶すのやめてくれんか? 》
など不快感をあらわにするユーザーが多数見られたのだ。これについて芸能プロ関係者は語る。
「狩野さんが、メンバーからのイジりを意に介さずプレゼンしていたのが救いでしたね。上田さんなども、ゲストで来てくれたタレントを、もてなしたいとは思っているのでしょうが、狩野さんの場合は必要以上に持ち上げるより、イジったほうがバラエティ的に正解だと踏んだのでしょう。狩野さんのプレゼンも、ツッコミ待ちのような内容でしたから。ただ今回の彼らからの容赦ない攻撃は、栗原市の方でなくても、郷土愛を傷つけられたと感じる人が多かったのでしょう。もう少し、栗原市のよさをフォローしてもよかったかもしれませんね」
“東京で暮らす芸能人”の弱みが出てしまったというわけか。