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「ちょっと邪魔かも」コットン・西村真二の苦言に共感殺到 物議醸す「LINEの新機能」とは?

コットン西村(左)ときょん
9月10日、お笑いコンビ・コットンの西村真二が自身のXを更新。前日に提供が開始された「LINE AI トークサジェスト」機能について率直な感想をつづり、注目を集めている。
「西村さんが投稿したのは、LINEのトーク画面のスクリーンショットとともに《LINEの新機能くんごめんな、君便利かもだけど隣のを押すときちょっと邪魔かも》というコメント。スタンプや絵文字を送る際にタップする“スマイルアイコン”の隣に新設された“AIアイコン”について、正直な思いを吐露したかたちです」(芸能ジャーナリスト)
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X上では共感の声が相次ぎ、
《そう思ってました。ごめんな…と言う西村さんが優し過ぎます》
《スタンプ送りたい時毎回押してちょっとイラってしちゃいます》
《マジでほんとにそう》
といった反応が寄せられた。LINEの新機能についてIT誌ライターは解説する。
「『LINE AI トークサジェスト』は、9月9日から提供が開始された新機能。トーク画面でAIがメッセージの文脈を分析し、『返信時の各種提案』と『AI検索』の2種類の機能を提供するそうです。
『返信文』ではスタンプ提案や口調の変換が可能になります。『AI検索』ではトーク内容に基づいて役立ちそうなキーワードを提示してくれます。無料ユーザーは1日3回まで利用可能で、LYPプレミアム会員は1日10回、月額税込750円の『LINE AIサービス使い放題プラン』に加入すれば無制限で使えるようです」
しかし、便利さの一方で「アイコン位置が邪魔」と感じるユーザーも少なくない。
「LINEはユーザー体験を向上させるために機能を追加しているのでしょうが、レイアウトの変化には賛否が分かれます。特にスタンプや絵文字を頻繁に使う人ほど、隣に新しいボタンが増えると“誤タップ”によるストレスを感じやすいもの。西村さんの投稿は、そうした“現場感覚”を代弁したかたちになり共感を得たのでしょう」(前出・IT誌ライター)
そして芸能ジャーナリストは、西村がユーザーから共感を持たれる理由をこう分析する。
「西村さんは2008年に広島ホームテレビにアナウンサーとして入社し、2011年に退社して芸人を志しました。2012年に東京NSC12期生として入学し、同年に現在の相方であるきょんさんを誘ってコンビ・ラフレクランを結成。2021年にコンビ名を『コットン』に改名しています。
西村さんは多彩な経歴を持っていて、気象予報士の資格を持っているんです。そのことからXで『衣装予報士』という異名を持っています。その日の天気に合わせ、おすすめの服装を朝の時間帯に呟いています。この発信は好評で、西村さんに親近感をもたらしています。今回の件も一般人よりも影響力のある芸能人の投稿は届きやすく、ユーザーもそれを期待している可能性があります」
今後も西村の率直な発信は、多くのユーザーにとって“日常の声”を代弁する存在として注目を集めそうだ。