
山田孝之
人気俳優の髭姿が衝撃を呼んでいる——。
9月17日から始まった「第30回釜山国際映画祭」。岡田准一や綾野剛、西島秀俊や二宮和也など日本を代表する俳優陣たちが顔を揃えたが、そのなかでも異彩を放っていたのが山田孝之だ。
「山田さんは17日のオープニングセレモニーに、Netflix映画『グッドニュース』で共演した俳優ホン・ギョンさん、ピョン・ソンヒョン監督とともに登場しました。黒いパンツスーツに黒シャツ、黒ベストと全身ブラックコーデ。髪は白髪が混じり、顔の下半分は濃い髭で覆われ、頬から伸びた髭は髪までつながるほどで、一瞬、誰かわからないほどでした。まるで仙人のような風貌でしたね」(映画誌ライター)
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本誌は9月19日に同作の記者会見で登壇した山田の姿をキャッチ。17日同様、黒を基調としたコーデに、大ぶりな紫色の花がプリントされているが、目を引くのはやはりそのド迫力な髭姿だ。18日には岡田准一が自身のXで《キラキラした場所でくまさんみつけた。》とツーショットを投稿するなど、ほかの演者も興味津々のようだ。
「同作の予告動画では髭を生やした姿は確認できませんが、国際映画祭は世界の観客に向けた舞台です。注目されるために印象的なビジュアルをあえて選んだ可能性もありますね。
山田さんは2019年『全裸監督』への出演を皮切りに、Netflix作品への出演に意欲を見せており、2025年は『グラスハート』、そして『グッドニュース』と『イクサガミ』の公開が控えています」(同)
Netflixといえば、2019年、まだそれほど浸透していなかった日本で『全裸監督』の攻めた演出で一躍話題となった。だが、山田からは、ある不満が出ていた。
「9月4日に都内でおこなわれたNetflix 10周年記念イベント『Creators' Spotlight』に出演した山田さんは、今後の課題として『日本の俳優ももう少しギャラを上げてほしい』と明かしていました。『もちろん、ほかの映画とかと比べてギャラはいい』と前置きしましたが、これほど “お世話になっている” プラットフォームに対して本音を口にしたことに驚きの声もあがりました。まさに掟破りです。
しかし、Netflixから山田さんへのオファーは絶えることはないでしょうね。というのも、同イベントで、過去にNetflix側に専属契約を打診していたことを明かしたほど、山田さんのNetflix愛は強い。日本のドラマに比べてコンプライアンスに固められることもなく、邦画よりも潤沢な制作費が用意されています。今回の髭姿も、俳優として枠にとらわれないことをアピールしていたのかもしれませんね」(芸能ジャーナリスト)
次はどんなビジュアルに変化するのやら。