俳優の東出昌大が、7月6日放送の『あさイチ』(NHK)に出演した。
番組で東出は、芸能界に入るきっかけについて「『メンズノンノ』の専属モデルオーディションに自分で履歴書を送った。(モデルに)まさかなれるとは思っていなかった」と語る。
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埼玉県の郊外で育った東出は、「2次選考のとき、編集部の待合室にはかっこいいお兄さん方がいっぱいいたんです。『うわ、絶対なれるわけねえ』と思った」と続ける。
合格後はジュエリーの専門学校に通い、モデルはあくまで副業だったという。
パリコレにもモデルとして出演したが、「ショーの会場まで1人で行かなくちゃいけない。当時、1人で海外に行ったことがなくて、『大変だ、どうやってタクシー拾おう? 地下鉄に乗ろう?』と考えた」と当時の心境を明かした。
続いて番組では、東出が東京で一緒に暮らしたという高校の男子同級生がVTRで登場。
「生活はお互いに苦しかったですね。中目黒は素敵なお店がいっぱいあるが、そういったお店には行けず、毎晩、安酒で酔っ払ってという感じでしたね」と、2年半ほど続いた共同生活について振り返る。
ちなみに、2人が暮らしていたのは家賃7万円の古い雑居ビルの2階部屋。「引っ越してしばらくはお互い夜中の3時に金縛りにあったり。蛇口が急に開いてバーッと(水が)流れる音がしたりとか。2階に僕らしか住んでないんですけど、足音がして玄関を開けたら誰もいない」と説明した。
無地のTシャツなど、シンプルな服装がお気に入りでモノ持ちがよかったという東出。当時は、肩ひもがちぎれた安いタンクトップを安全ピンで留めて着たりしていたという。
番組では、両親が共働きの環境で育ったため「家に人がいるのがすごく嬉しかった」と共同生活について明かした東出。貧しいながらも充実した青春時代だったに違いない。