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誕生から45年「スーパー戦隊」青春の43作品をプレイバック

エンタメ・アイドル 投稿日:2020.02.05 11:00FLASH編集部

誕生から45年「スーパー戦隊」青春の43作品をプレイバック

『超新星フラッシュマン』の巨大ロボ「フラッシュキング」

 

【「スーパー戦隊」シリーズ全44作徹底ガイド】
●第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975年4月5日~1977年3月26日)
「1970年代に好評だった『変身ヒーローの豪華競演劇』を、毎週やったらどうか?」という発想から生まれた、SFスパイアクションドラマ。原作者・石ノ森章太郎による、シンプルかつインパクト抜群のデザイン、敵である「黒十字軍」の送り出す仮面怪人のユニークさなどで、大ヒットした。

 

●第2作『ジャッカー電撃隊』(1977年4月9日~1977年12月24日)
『ゴレンジャー』のヒットを受けた、石ノ森原作の第2弾。4人のジャッカーはみな、サイボーグとなった悲しみを背負いつつ、犯罪組織「クライム」と戦う。後半から、行動隊長「ビッグワン」が颯爽と登場する。

 

●第3作『バトルフィーバーJ』(1979年2月3日~1980年1月26日)
 八手三郎の原作で新たなスタートを切った、スーパー戦隊シリーズ。5大陸をモチーフにした勇ましい戦士が、邪悪な「エゴス怪人」に挑む。本作から巨大ロボット(「バトルフィーバーロボ」)が登場し、怪人の弟(妹)と称する悪魔ロボットとの対決シーンが、大きな見せ場となった。

 

●第4作『電子戦隊デンジマン』(1980年2月2日~1981年1月31日)
 滅亡した「デンジ星」の超科学を受け継いだ5人の若者が、地球を狙う「ベーダー一族」に挑戦する。メカニック性の高いシンプルなヒーローデザインは、以後のシリーズに受け継がれることに。

 

●第5作『太陽戦隊サンバルカン』(1981年2月7日~1982年1月30日)
 機械帝国「ブラックマグマ」と戦う、地球平和守備隊の戦士たち。ヒロインが変身せず、スーパー戦隊メンバーを陸海空の特性を備えた3人に絞って、子供たちを魅了するスピーディかつ力強いアクションに。

 

●第6作『大戦隊ゴーグルV(ファイブ)』(1982年2月6日~1983年1月29日)
 新体操をヒーローアクションに盛り込んだ本作は、暗黒科学帝国「デスダーク」に対抗する、未来科学の戦士たちの活躍を描いた。「ゴーグルブラック」を(変身前・後とも)演じた春田純一が大注目を集めた。

 

●第7作『科学戦隊ダイナマン』(1983年2月5日~1984年1月28日)
 有尾人一族「ジャシンカ帝国」に挑む、若き発明家たちが活躍。ロボットアニメの風味を加えた悪の組織が人気を呼んだほか、派手な爆発効果を打ち出したダイナミックなアクションが魅力となった。

 

●第8作『超電子バイオマン』(1984年2月4日~1985年1月26日)
「世界は1人の天才が支配するべき」と唱える、ドクターマン率いる新帝国「ギア」による地球征服を防ぐべく、「バイオロボ」に選ばれた若者たちの物語。従来のパターンからの脱却を目指して、初めて女性戦士を2人にしたほか、敵味方双方のドラマ性を強化する試みがおこなわれた。

 

●第9作『電撃戦隊チェンジマン』(1985年2月2日~1986年2月22日)
 神秘の力「アースフォース」を浴びた地球守備隊の若者が、大星団「ゴズマ」の地球侵攻部隊に立ち向かう。敵もまた、「星王バズー」の被害者だという設定を生かし、ドラマチックなストーリーが次々と生まれた。

 

●第10作『超新星フラッシュマン』(1986年3月1日~1987年2月21日)
 誘拐された地球の子供たちが戦士に成長し、改造実験帝国「メス」から故郷を守るために帰還した。1号ロボ「フラッシュキングに続いて、シリーズで初めて2号ロボ「フラッシュタイタン」が登場した。

 

●第11作『光戦隊マスクマン』(1987年2月28日~1988年2月20日)
 鍛え抜かれた肉体に宿る「オーラパワー」を引き出す5人の若者と、地上侵攻を企む地底帝国「チューブ」との激闘を描く。「グレーファイブ」は、シリーズ初となる、5機のメカが合体した巨大ロボット。

 

●第12作『超獣戦隊ライブマン』(1988年2月27日~1989年2月18日)
 歌手・俳優として人気だった嶋大輔をレッドに起用するなど、話題満載の作品。武装頭脳軍「ボルト」に魂を売り渡した、かつての友が攻めてくるなか、青春をかけて戦うライブマンの活躍が描かれる。

 

●第13作『高速戦隊ターボレンジャー』(1989年2月25日~1990年2月23日)
 妖精「シーロン」が戦士に選んだ高校生5人が、封印から甦った「暴魔百族」に挑む。ヒーローデザインに、自動車のモチーフを採用し、若さと情熱で正義を貫くテンション高めのドラマが繰り広げられた。

 

●第14作『地球戦隊ファイブマン』(1990年3月2日~1991年2月8日)
 銀帝軍「ゾーン」の侵略に立ち向かう、5人の「兄弟先生」たちの活躍を描く。これまで特撮を手がけてきた矢島信男に代わって、佛田洋が特撮監督デビューを果たし、さらに意欲的な映像表現が見られた。

 

●第15作『鳥人戦隊ジェットマン』(1991年2月15日~1992年2月14日)
 本作では、スーパー戦隊ヒーローを「戦士である前に人間」と定め、チーム内で喧嘩や恋愛が渦巻く、掟破りのドラマを投入。最終的に結束を深めた5人の、“その後” を描いた最終回は、名作のひとつに数えられる。

 

●第16作『恐竜戦隊ジュウレンジャー』(1992年2月21日~1993年2月12日)
 恐竜をモチーフに、RPGの要素を盛り込んだ、ファンタジースーパー戦隊。「大獣神」をはじめ、本作でヒーローが乗り込むのはロボットではなく「神」。本格的に6人めの戦士(追加戦士)がレギュラー入りした、初の作品でもある。

 

●第17作『五星戦隊ダイレンジャー』(1993年2月19日~1994年2月11日)
 人類を襲う「ゴーマ族」に対抗し、気力パワーで戦う若き拳士たち。ヒーロー5人それぞれの運命的なキャラが絡み合い、濃密で過激なドラマが炸裂した。6人めは、小学生戦士「キバレンジャー」だった。

 

●第18作『忍者戦隊カクレンジャー』(1994年2月18日~1995年2月24日)
 日本のアクションヒーローの原点、「忍者」をモチーフにしたスーパー戦隊。戦う相手は、アメリカンな風味を持った悪い妖怪たち。「ニンジャホワイト=鶴姫」は、シリーズ初の女性リーダーとして注目された。

 

●第19作『超力戦隊オーレンジャー』(1995年3月3日~1996年2月23日)
 国際空軍のミリタリックな風味に、「6億年前の超古代文明」というファンタジー要素を加えた野心作。『ゴレンジャー』でアオレンジャーを演じた宮内洋が、三浦参謀長役でレギュラー出演している。

 

●第20作『激走戦隊カーレンジャー』(1996年3月1日~1997年2月7日)
 宇宙暴走族「ボーゾック」から地球を守るため、「ハザード星人」のダップによって(強引に)戦士にされた、小さな自動車会社社員たちの活躍を、コメディタッチで描く。突飛な世界観や異常な状況にありながら、やけに常識的で庶民的な行動を取るキャラクターたちが、笑いを誘う。

 

●第21作『電磁戦隊メガレンジャー』(1997年2月14日~1998年2月15日)
 パソコンや携帯電話などの「デジタル機器」をモチーフとしたスーパー戦隊。メンバー全員が高校3年生で、修学旅行や受験といった、高校生ならではの行事をこなしつつ、邪電王国「ネジレジア」と戦った。

 

●第22作『星獣戦隊ギンガマン』(1998年2月22日~1999年2月14日)
 宇宙海賊「バルバン」に挑む、「ギンガの森」の戦士たち。本格的なヒロイックファンタジーを目指した本作では、ヒーローの仲間に、神秘の動物「星獣」を設定。少年の視点から、頼れるヒーロー像が描かれた。

 

●第23作『救急戦隊ゴーゴーファイブ』(1999年2月21日~2000年2月6日)
 世紀末の不安を取り除くかのように、力強く頼もしい救急戦士たちの活躍が描かれた。巽家の5兄弟はみなレスキューの専門家で、世界を災いに包もうとする「災魔一族」から、人々の命を救おうとする。

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