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47都道府県「おらが村の女偉人伝」和歌山県・前畑秀子/0.6秒差を制した女性初の金メダリスト

ライフ・マネー 投稿日:2020.12.30 16:00FLASH編集部

47都道府県「おらが村の女偉人伝」和歌山県・前畑秀子/0.6秒差を制した女性初の金メダリスト

 

 新型コロナウイルスの感染拡大で、年末も里帰りがしづらい状況に。「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。ところで、その故郷が生んだ女傑をご存知ですか? そこで本誌が、47都道府県にまつわる「おらが村の女偉人伝」をお届け。今回は、和歌山県

 

【和歌山県】前畑秀子

 

 

 和歌山県の偉人は、日本人女性初のオリンピック金メダリストとして知られる前畑秀子だ。

 

 1914年に和歌山県伊都郡橋本町(現在の橋本市)に生まれた前畑は、近所の川で泳ぎを覚え、小学5年生のとき女子50m平泳ぎで学童新記録を出した。

 

 1936年のベルリンオリンピックの200m平泳ぎに出場すると、地元ドイツの選手との死闘の末、わずか0.6秒差で勝利して金メダルを獲得。このときのラジオ中継でアナウンサーが「前畑ガンバレ! 前畑ガンバレ!」と20回以上も叫び、いまも語り草となっている。

 

 その後も、世界記録を何度も樹立。選手引退後は、後進の育成に努めた。

 

写真・朝日新聞

 

(週刊FLASH 2020年12月1日号)

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