ライフ・マネー
元乃木坂46 中田花奈、バフェットと出会ってわかった「年利10%超の凄腕投資法」
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.04.06 11:00 最終更新日:2021.04.06 11:00
「乃木坂46にいたときから『20歳で投資を始めよう』と決意していました。国内株投資を開始し、5年間、毎年10%以上の利益を出しています」
そう語るのは、9年間在籍した乃木坂46を2020年10月に卒業した、中田花奈。彼女は、どのようにして「勝てる投資」を続けているのか。投資を始めた当初は「好きなブランドの会社や知っている会社の株を買うだけだった」という。
【関連記事:田村淳、「思いつき1秒」投資でフェラーリ1台ぶん稼ぐ】
「『完全に失っても後悔しない金額しか投資には使わない』と決め、貯金から20万円だけ株に投資したんです」
初期資金の20万円で1銘柄を購入した中田。当初は「短期運用だけだった」という。
「損切りをせず、少しでも株価がプラスになったら売って、別の株を買うという方法を繰り返していました。原資が増えてくると、常に2〜3銘柄を保有するようになりました」
利益が出たことで、投資について本格的に勉強を始めたという。
「勉強しないまま利益が出たので、『投資は難しくない』という感覚がありました。それから経済や投資の本を読んで勉強をしました。
とくにウォーレン・バフェットの書籍を読んでから、投資に対する考え方も変わり、バフェット指数(その国の株価の割高・割安を判断する指数)やバフェット・コード(企業分析のためのネット上のツール)も参考にするようになりました」
ウォーレン・バフェットは、世界最大の投資持株会社バークシャー・ハサウェイの筆頭株主にして、会長兼CEOを務める人物。1965年から2015年までの50年間で、同社の株価を約200万%上昇させ、個人総資産額は675億ドル(2020年)。『フォーブス』誌の世界長者番付では、1994年から常に4位以内に位置する投資家だ。
「企業をしっかりと調べてから株を買うのが基本だ、と学んだのです。それまで、財務諸表の存在もよく知らなかったのですが、その見方を勉強すると、安全に株を買うことができるようになりました」
中田のように投資を始めるには、どのような投資商品が最適なのだろうか。
「一番のおすすめは日本株ですが、株に興味のない方には投資信託です。私はiDeCo(個人型確定拠出年金)を、ずっとやっています。自身の資産を増やすという意味で、なるべく若いころから始めたほうがいいと思います」
最近話題の「ポイント投資」も、初心者向けだという。
「少額から安全に試してみたいという人には、いいです。ただ、利益は出しづらいと思うので、あくまでも株を買う前のシミュレーションとしておすすめします。『この100倍買っていたらどうなったのだろう』というふうに、実際に株を買ったときをイメージしやすいと思います」
逆に、中田が初心者にはすすめない投資商品は?
「自動売買のFXはギャンブル性が強いので、まったくおすすめしません。ゼロになっても惜しくないお金を使って運用するならいいと思いますが……。
外国株投資も、儲けようと思えばありですが、会社をよく知る・調べるという部分が難しいので、私はやりません。仮想通貨も、あまりにギャンブル的な側面が大きいので、おすすめしません。ただ、売買の時間が規制されていないので、深夜でも取引できるのはアイドル時代にはよかったのですが……」