自治体に寄付することで返礼品が手に入り、翌年分の税金も安くなる「ふるさと納税」。今年も残すところひと月となったが、早めに申請すれば年末年始の食卓を豪勢にすることができる。
12月の駆け込み申請、早めにやれば年末年始の食卓にギリギリ間に合う!
そこで本誌は芸能界の “ふるさと納税上級者” に、推しの返礼品を聞いてみた。
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■希少価値のある “完全熊本産” 馬刺し
各地の名産を味わえるのが、ふるさと納税の楽しみのひとつ。地元・熊本県の食材を推すのがタレントのスザンヌ(36)だ。
「私のイチオシは、熊本県湯前町の馬刺し。熊本は馬刺しの産地として有名なんですが、繁殖から飼育まで一貫している県内産の馬刺しは、ほとんど売ってないんです。でも、湯前町の馬刺しは完全県内産で、本当に美味しい。冷凍の大きなブロックで届き、ボリュームもたっぷり。家族で食べたり、友人たちと持ち寄って食べたりしましたが、それでも十分な量です。熊本でも、この完全県内産の馬刺しを食べたことがある人は少ないくらい貴重なので、ぜひ食べてみてください」
「熊本県宣伝部長」を務めるスザンヌは、季節ごとに豊富に実る果物にも注目してほしいという。
「返礼品に果物の盛り合わせがあり、夏と秋で顔ぶれが違うんです。夏の小玉スイカは、甘みが凝縮されています。シャインマスカットは、スーパーで買うと値段が高いですが、たくさん送られてくるので、遠慮しないでもりもり食べられちゃいます(笑)。あとは太秋柿も、美味しかったですね」
ふるさと納税を始める前は、手間がかかって面倒だろうなと敬遠していたが、確定申告が不要な「ワンストップ特例制度」もあり、手続きは意外と簡単だと知った。以後4年間、寄付を続けている。
「去年頼んだ福岡県宇美町のアイスクリーム『産み愛す』(※現在は取り扱いなし)は、ヤギミルクで作られたアイスで、味がとっても濃厚でやみつきになりましたね。友人たちと返礼品を持ち寄ってよくキャンプをしていて、 “ふるさと納税集まり” みたいになっています(笑)。
食べ物以外で、私が今狙っているのが、『ふるさとチョイス』(ふるさと納税サイト)にある沖縄県宮古島市の返礼品で、『ホテル シギラミラージュ』のペア宿泊券。オーシャンビューを堪能できるジャクジーがついたスイートルームがあったり、すごく素敵なんですよ。ふだんはなかなか泊まれない高級ホテルも、ふるさと納税なら控除もあって手を出しやすくなるのかなと。そこも楽しいところだと思います」
スザンヌ
1986年生まれ 熊本県出身 『サタココ』(くまもと県民テレビ)に出演中。熊本県宣伝部長を務める
写真・福田ヨシツグ