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バーガーキング「メニュー写真、実物の2倍」でアメリカ集団訴訟…日本のハンバーガー写真も大きすぎない?バーガーキング、マクドナルドに聞いてみた

ライフ・マネー 投稿日:2023.09.05 16:10FLASH編集部

バーガーキング「メニュー写真、実物の2倍」でアメリカ集団訴訟…日本のハンバーガー写真も大きすぎない?バーガーキング、マクドナルドに聞いてみた

写真:AP/アフロ

 

 米ファストフード大手のバーガーキングが、実際の商品よりも大きく見える写真をメニューに使用しているとして、顧客から集団訴訟を起こされている。

 

 フロリダ州マイアミの連邦地裁は、8月下旬、原告の請求を棄却するよう求めていた会社側の主張を退けた。そのため、今後、本格的な法廷闘争に発展する可能性が高まったと、9月4日、時事通信が報じている。

 

 

 訴えたのは4人の顧客で、「同じ境遇にある人々」を代弁する形をとっている。原告側は2022年3月、「メニューの写真は実際のハンバーガーより約35%大きく、肉も2倍以上入っているように見せかけている」と指摘。顧客に誤解を与え、契約違反に当たると主張している。

 

 地裁は、広告に関しては、バーガーの大きさを約束したものではないと訴えを却下したが、店内メニューについては、「実際の提供物と見なす可能性があった」と判断。

 

 BBCは、米バーガーキングに取材し、「広告に表示されている直火焼きビーフパティは、全国で客に提供している何百万ものワッパー・サンドイッチに使用されているパティと同じ」とのコメントを掲載した。

 

 このニュースは、日本のSNSでも大きな注目を集めている。SNSには、

 

《盛り過ぎは良い事ではないけど訴訟までいくのが凄い》

 

《他のバーガーチェーンに比べればマシな方では》

 

《判決次第では、同じような話が続々と出てきそうな予感》

 

《気になるニュース。マクドナルドも大概やし、他社への波及にも注目》

 

 などと驚きの声があがっている。

 

 そこで、日本のバーガーキングとマクドナルドに、(1)メニューのハンバーガー写真は大きすぎないか、(2)米国での訴訟についてどう考えるか、の2点を聞いてみた。

 

 日本のバーガーキング運営会社のビーケージャパンホールディングスは、「本件についてコメントする立場にございませんので、回答を控えさせていただきます」。

 

 日本マクドナルド広報部は、(1)については、「メニューや広告における商品の写真が実物より大きすぎるということはございません」と回答。(2)については、「他社さまの件については、コメントを控えさせていただきます」との回答だった。

 

 米国での訴訟の行方は、日本でも注目を集めそうだ。

( SmartFLASH )

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