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現代アートの巨匠、日本で推定価格20万円のゲリラ「サイン」
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.04.12 06:00 最終更新日:2020.04.12 06:00
「価値のあるグラフィティが、都内のいたるところにありますよ」(コレクター)
「TWIST」と青ペンで書かれた、落書きにしか見えない冒頭の写真に赤丸で示したサインは、現代アートの巨匠、バリー・マッギー(54)のもの。
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「バンクシーと並び称されるストリートアーティスト。1990年代から活躍するベテランです」(女子美術大学短期大学部・伊勢克也教授)
人気セレクトショップ「BEAMS」とコラボするなど、若者にも人気のアーティストで、作品は数百万円以上で取引される。
2020年2月に、3年ぶりの個展のため来日していたマッギー。
「7000人以上の来場者があり、入場制限するほど。作品は、ほぼ売れました」(会場関係者)
冒頭のサインも、オークションにかけたら推定価格20万円ほどの価値があるそう。だが、道路を管理する東京都建設局はやや困惑気味だ。
「著名な方の作品でも、落書きの推奨はできません。時期がきたら、すべて消すことになります」
(週刊FLASH 2020年4月21日号)