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横浜ナイトウォーキングでロマンチックなクリスマス/女子アナ横井弘海の「エンタメ時間」

芸能・女子アナ 投稿日:2021.12.17 17:20FLASH編集部

横浜ナイトウォーキングでロマンチックなクリスマス/女子アナ横井弘海の「エンタメ時間」

美しすぎるヨルノヨ

 

 クリスマスが近づくにつれて、街はイルミネーションで輝きを増しています。どこに行ってもこんなに多くの人でにぎわっているのはいつぶりでしょうか?

 

 この季節の横浜はひときわロマンチック。寒さもなんのそので、そぞろ歩いてみようと思い立ちました。まず目指すは、横浜赤レンガ倉庫。2010年から始まった「クリスマスマーケット in 横浜赤レンガ倉庫」が12月25日まで開催中です。今年のテーマは「ギフト」。

 

 

 クリスマスマーケット発祥の地、ドイツの伝統的なマーケットの雰囲気を感じられるお洒落な16の飲食店と、リースやスノードームなどを販売する12のお店があります。ドイツ伝統の木製の小屋「ヒュッテ」が店舗として並び、屋根にのったクリスマスっぽい飾りがムードを盛り上げています。

 

 ヒュッテの人気と言えば、ソーセージやビールはもちろんですが、スパイスやシロップを入れたホットワインの「グリューワイン」もおすすめ。また、今年初出店したスイスチョコレート・リンツの限定ドリンク「クリスマス メルティ ホットショコラドリンク」はたいへんな人気で、ずいぶん長い列ができていました。

 

 クリスマスマーケットに行ったら、ご当地オリジナルデザインのマグカップが欲しくなります。リンツのマグカップ、赤レンガ倉庫オリジナルのマグカップ、両方ともすぐに売り切れてしまうようで、私が訪れた夕方にはもうその日のぶんは完売でした。手に入れたい人は昼間のうちに出かけたほうがよさそうです。

 

 コロナが終息していないので、衛生上、グリューワインは紙コップに入れて出すことが推奨されていると店の人が話していました。雰囲気という点ではいまいちですが、久しぶりに家族や友人と屋外で過ごすことができる幸せをかみしめないと。紙コップのおかげで、寒気で冷たくなった手もすぐに温まりました。

 

 それにしても、ベイブリッジや大さん橋を一望できるロケーションだけに、周囲は特別な趣きがあります。中央に約10mのクリスマスツリーが、港をバックにキラキラ光ってそびえていました。会場にはテーブルもイスもありますし、芝生に座って、港を行き交う船を眺めるのは、横浜ならではの楽しみ。こんなに開放感のあるクリスマスマーケットは他にないのでは? 大切な人と楽しいひと時を過ごすのにも、ぼーっと今年を振り返りながら過ごすのにも、もってこいです。

 

 開港当時の面影を色濃く残す赤レンガ倉庫の中も見どころはいっぱい。横浜生まれのさまざまな店が軒を連ねており、フードコートやレストラン、見て回るだけでも楽しいショップもあります。ダルマイヤー(Dallmayr)というドイツ・ミュンヘンの老舗の美食ブランドが、期間限定で出店していました。コーヒーや紅茶をかなりお得な価格で販売しているのを見つけて、思わず大人買い。

 

 さて、赤レンガパークの対岸に位置する横浜港大さん橋ターミナルや象の鼻パークからの眺めも抜群です。12月26日までは、街と光のアートイルミネーション「ヨルノヨ-YOKOHAMA CROSS NIGHT ILLUMINATION-」のナイトビューイングがよく見えるスポットでもあります。これは足を伸ばしてみなければと行ってみました。

 

 ナイトビューイングは毎日17:30、18:00、18:30、19:00、19:30、20:00、20:30、21:00で、1日8回の光と音のショータイム。インターコンチネンタル ホテル、ハンマーヘッドクレーン、横浜ランドマークタワー、大観覧車コスモクロック21など新港地区を中心に全27施設を光と音で連動させて彩る5分間。夜空を彩るダイナミックさ、華やかさ。「横浜最大級のイルミネーション」とも呼ばれるにふさわしく、「きれいだねぇ!」と、あちこちから歓声が上がりました。

 

「ヨルノヨ」のメイン会場、新港中央広場に設置されたドーム型の巨大なオブジェ「CROSS DOME」もお見逃しなく。光るドームのなかに入ると、360度の音に包まれる臨場感あふれる不思議な没入体験ができます。

 

 シメは、みなとみらいの都市型ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」で。今年4月に常設で運行を開始。桜木町駅前から運河パーク駅(横浜ワールドポーターズ前)間を約5分で結びます。一番高い場所は高さ40メートル。四方ガラス張りのキャビンから眺める12月の横浜は、まばゆいばかりの光に包まれていました。

 

横井弘海(よこいひろみ)
東京都出身。慶應義塾大学法学部卒業後、テレビ東京パーソナリティ室(現アナウンス室)所属を経てフリー。アナウンサー時代に培った経験を活かし、アスリートや企業人、外交官などのインタビュー、司会、講演、執筆活動を続ける。旅行好きで、訪問国は70カ国以上。著書に『大使夫人』(朝日新聞社)

 

( SmartFLASH )

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