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コロナ禍で自然と貯まった「強制貯蓄」がトレンド入り『ZIP!』で紹介も「そんなもんないんだけど!」朝から怒りの声

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2023.06.13 16:10 最終更新日:2023.06.13 16:10

コロナ禍で自然と貯まった「強制貯蓄」がトレンド入り『ZIP!』で紹介も「そんなもんないんだけど!」朝から怒りの声

『ZIP!』でキャスターを務める水卜麻美アナ

 

 6月13日、Twitterで「強制貯蓄」がトレンド入りした。この日の朝に放送された情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)のなかで取り上げられ、多くの人がこの「強制貯蓄」というキーワードに反応したようだ。

 

 SNSには

 

《強制貯蓄:コロナ禍で使いたくても使えずに溜まってしまったお金。え? なにそれ? どこにあるの!?》

 

 

《コロナ3年間で強制的に貯まったお金??そんなもん。1円たりともないんだけど!!!》

 

《夏のボーナスアップとか、強制貯蓄とか、寝言は寝てから言え》

 

《コロナ禍で強制貯蓄…とありますが、物価上昇により実質賃金は低下しており、減税されるどころか増税ばかりの厳しい状況で、『強制的に貯蓄させられた』などと感じられるほどにお金が貯まっている家庭がどれだけあるのでしょうか》

 

 などの声が渦巻いている。

 

「この日の『ZIP!』のなかで、水卜(みうら)麻美アナウンサーが担当する『?よミトく!』のコーナーで、『強制貯蓄』という言葉が出てきました。今夏のボーナス支給状況は、約4割の企業が2022年よりアップ。さらに、コロナ禍の3年の間に“強制的”に貯まってしまったお金、つまり強制貯蓄もあり、消費が拡大する――などと紹介されていました」(テレビウオッチャー)

 

 番組では、経済ジャーナリストが「強制貯蓄」を紹介していたが、この言葉自体は以前からあったものだという。

 

「『強制貯蓄』という言葉を最初に使ったのは、日本銀行です。2021年4月公表の展望レポートのなかで出てきたもので、コロナ禍の最初の1年間で、家計の強制貯蓄は20兆円になるとしています。強制貯蓄はその後も増え、2021年末には50兆円にまで膨らんでいます。統計上はそうなのでしょうが、SNSでこれだけの反響があるということは、貯蓄が増えたと実感している人はそれほど多くないということでしょう。

 

 総務省の家計調査によると、2022年の勤労者世帯(2人以上の世帯)の貯蓄平均額は1508万円で、前年比54万円の増加。とくに2020年以降の増加が著しくなっており、たしかにコロナ禍による強制貯蓄は、あるといえるかもしれません。

 

 ただし、平均を下回る世帯は全体の約3分の2を占めます。貯蓄が100万円未満の世帯は10.5%。500万円未満の世帯は33.1%、1000万円未満は53.3%です。世帯による“格差”が拡大しているとはいえそうです」(週刊誌記者)

 

 ましてや、増税に次ぐ増税、そして物価高が続く昨今。《強引増税の間違いでは?》《寝言は寝てから言え》と言いたくなるのも当然だろう。

( SmartFLASH )

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