11月上旬のひんやりと澄んだ空気が、名門コースに降り立ったプレーヤーたちを心地よく包む。朝8時きっかりに放った第1打は、幸先よくフェアウェイをとらえた。
福岡県内のゴルフ場で開かれた「楽コンペ」は、その名のとおり三遊亭円楽(67)が主催するゴルフコンペだ。2017年で11回めとなった自身のプロデュース公演「博多・天神落語まつり」が終わったあとには、決まってその関係者らとラウンドする。
この日、同じ組で円楽のショットを見届けたプレーヤーのなかに、彼女はいた。2016年6月、「フライデー」で報じられた不倫のお相手、40代のAさんだ。当時、円楽は会見を開き謝罪した。
「20歳下アモーレと老いらくのラブホ不倫」と報じられたことから、「アモーレ円楽と呼ばれるのかな」などと、噺家らしくユーモアを交えながら潔く認める 「神対応」で、その火は一気に消えたのだった。
しかし、である。
今回、Aさんは公演の宿舎になっている福岡市内のホテルに泊まり、円楽の落語を観に行っていた。
「2人の関係は仲間内では暗黙の了解になっていて、誰も口を出すことはできない。もともと、Aの父親と円楽が知り合いで、その紹介でゴルフ好きのAが、円楽のゴルフ会に参加したのがきっかけだった」(地元関係者)
先の会見でも「仲間としては会う」と公言していたが、大胆にも宿舎に呼び寄せていたのだ。ゴルフが終わると、帰京のため福岡空港へ。関係者とともに行動していたが、2人はつねに一緒で、土産物店では並んで会計をおこなう一幕も。
そして、羽田空港から同じタクシーに乗り込むと、この日は「錦糸町のラブホテル」ではなく、それぞれの家路についたのだった。
後日、外出先から帰ってきた円楽に声をかけた。
ーーまだ関係は続いている?
「仲間は、仲間だよ」
ーー同じホテルに泊まっていたが。
「知り合いと来てましたよ。『寄席も行かせてください』と。『落語を聞きに来ていけないことはない』と俺は言ったの。だって、寄席にお客さんが来るのを断わらなきゃいけないんですか?」
ーー隠しているわけではない?
「仲間はみんな知っているし、理解してくれたよ。大人だもの。ちゃんと仲間に了解を取って『男と女の関係はないですから』って」
不倫関係を必死に否定した円楽は「ちょっと乗っていってもいい?」と、本誌記者の車に乗り込み、仕事場へと向かったのだった。
(週刊FLASH 2017年11月28日号)