『とんねるずのみなさんのおかげでした』12月7日放送回で、来年3月で終了することが発表された。先月、同じく終了がアナウンスされた『めちゃ×2イケてるッ!』とあわせて、フジテレビの長寿バラエティ番組が終わってしまうことについて、お笑い芸人たちが言及していた。
11月には、『めちゃイケ』の主役だったナインティナインの岡村隆史が、大先輩の明石家さんまから褒められたとラジオで喜んでいた。
電話でさんまに番組終了を報告したところ、「21年、よう頑張った。大したもんや」とねぎらわれたとか。「ダメ出ししかされたことがなかったのに、初めて褒めてもらえた」と喜びを露わにしていた。
12月2日放送の『キョートリアル!コンニチ的チュートリアル』(京都放送系)では、チュートリアルの2人が『めちゃイケ』について、こう語っていた。
「『めちゃイケ』が21年半か。バラエティが21年半ってすごいよな。だって、おれらが子供の頃に見て『面白かったなぁ』っていう『ひょうきん族』も、たかだか5~6年やもんな」(福田充徳)
若者をターゲットにし続けたことについても、こう評価する。
「わりと番組のノリが若い番組やんか。その状態で出てる芸人さんも、どんどん年いってくなか、21年半続くってすごいよね。毎回これ、企画違うわけやからね。この番組で芸人に憧れた人もめちゃくちゃいるやろうしね」(徳井義実)
12月7日放送の『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ系)では、おぎやはぎの矢作兼が『みなさんのおかげでした』終了決定を惜しむ。
「今日、仕事で見れなかったけども『みなさんのおかげでした』で、来年3月終了って発表があったそうですね。30年続いた番組ですけども。まあ、『笑っていいとも!』に続き、こういう長い番組が、ついに終わる。けっこうお世話になってる番組だから、なかなか感慨深いですね。やっぱり永遠はないんだな」
バラエティを主戦場に戦う芸人たちにとって、有名番組が終わってしまうことに対しては、深く思うところがあるようだ。