11月12日の14時ごろ、ある情報が報道関係者の間に突如としてもたらされた。
「今日の夕方、小室圭さんが小室佳代さんの元婚約者と、金銭トラブルについての話し合いの場を持つ」
本誌記者が小室圭さん(30)と眞子さん(30)が暮らすマンションに駆け付けると、すでに報道陣が集まりだしていた。
【関連記事:小室圭さんの司法試験不合格すら叩く人たち…“一連の騒動” とは「関係ない」と自制求める声も】
「小室さんのマンションの前には、動向を取材するための報道陣がほぼ毎日、常駐しています。ですが、12日は普段の3倍はいました。本当に話し合いが実現するのか、最後までわからなかったので、現場は大混乱でした」(全国紙記者)
元婚約者は小室圭さんの渡米前に話し合いの場を持とうと、再三にわたって求めてきた。しかし小室さんは多忙を理由に、これを断ってきたという。
秋篠宮妃紀子さまの父親である川嶋辰彦さんの急逝もあり、この金銭トラブルの “最終解決” の話し合いが本当に実現するのかはギリギリまで分からない状態だった。
元婚約者の代理人はこう語る。
「今日になって急に小室さんの側から、話し合いを持ちましょうという連絡が来たのです。元婚約者は仕事をしていたため、仕事が終わってから会おうということになりました」
夕方になると報道陣の数はどんどん増え、現場では警備のために配置された私服警官たちが報道陣の所属や人数のチェックを始めた。
現場が混乱した最大の原因は、“どこで交渉の場が持たれるのか“が最後まで明らかにされなかったからだ。前出の代理人が続ける。
「弁護士事務所のような無機質な場所ではなく、ホテルのラウンジのようなリラックスできる空間がふさわしいのではないかと申し入れがありました」
実はどこで話し合いの場を持つかについて、一番気にしていたのが眞子さんだったという。ある報道関係者が明かす。
「眞子さんは、元婚約者と圭さんにとって気持ちよく話のできる場所がよいと思っていたようです。
元婚約者の気持ちが納得できるものになれば、2人の結婚に対して当然プラスになる。だから、眞子さんは最後までリラックスできる場所での交渉をすすめていたようです」
しかし急な話し合いとなったこともあり、結局は圭さんの代理人弁護士が勤める弁護士事務所で行われることになった。
「午後8時から事務所で話し合いがもたれる」という最終的な情報が報道陣にもたらされたのは、19時を回ってから。
しばらくすると緊張した面持ちの小室さんを乗せたタクシーが、マンションから出てきた。マンションから事務所まで、わずか10分ほどの距離だ。
話し合いは、1時間半程度で終了した。交渉の場にも同席した、前出の代理人が語る。
「とりあえず解決金としての400万円を元婚約者が受け取ることで合意し、お互いに合意書にサインしました。
元婚約者は小室さんのことを “圭くん” と呼んでいて、昔話なども交えながら笑顔が漏れる場面もありましたが、やはり終始2人の表情は固かった。
元婚約者の気持ちの整理がつくまで、まだしばらく時間がかかるかもしれませんが、いずれにしても、小室さんは晴れて渡米ということになるでしょう」
交渉を終え、先に出てきたのは圭さんだった。表情は固く、報道陣に応じることなく再びタクシーに乗り込み、マンションに戻った。自宅の前では警備の警察官に一礼。ほっとしたのか、笑顔を見せた。時間はすでに21時半。第一報が入ってから、7時間以上がたっていた。
かねてからの懸案であった金銭トラブルに、ついに決着をつけた小室圭さん。渡米後の2人に、どんな生活が待っているのだろうか。
( SmartFLASH )