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ENEOS会長が悪質“性加害”で辞任していた! 香川照之とそっくりな事例に「なぜ店は止めない?」疑問殺到
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.09.21 22:05 最終更新日:2022.09.21 22:11
9月21日、石油元売り最大手の企業である、ENEOSホールディングスの代表取締役会長だった杉森務氏が、8月に急遽、辞任した件について、その理由が杉森氏による“性加害”だったと、「デイリー新潮」が報じた。
記事によれば、杉森氏は7月、出張先の沖縄で高級クラブを訪れ、酒に酔った状態でホステスを抱き寄せ、胸を触り、挙げ句にはキスを強要したという。女性が拒む仕草を見せても「銀座では普通だよ、こんなの」と語り、服を無理やり脱がせるなどの乱行に及んだ。被害にあったホステスは、肋骨を骨折し、首はむち打ち状態となるなど全治2週間の怪我を負い、PTSDのような症状に悩まされているという。
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同社は杉森氏の行為を認めており、報道後にはHP上に謝罪文を掲載。《人権尊重、コンプライアンス徹底を経営の最優先事項と位置付けているにもかかわらず、今回の一部報道にあるとおり、元会長自らがこれに背く行為を行ったことは、極めて遺憾です》として、被害女性や関係者に謝罪した。
辞任理由を隠していた理由については《これまで、被害を受けられた方のプライバシー保護を最優先とし、元会長の辞任の背景についての言及を控えておりました。当社は、被害を受けられた方から一報を受けた後、ただちに、社長指揮の下で事実関係の調査を行い、元会長が不適切な言動に及んだと判断し、社長から辞任を求めました》と、経緯をつづっている。
ホステス女性への凶悪な“性加害”で思い出すのは、8月に「デイリー新潮」で報じられた俳優・香川照之の一件だ。香川の場合は東京・銀座の高級クラブだが、ホステスの女性に無理やりキスをして、ブラジャーを外し、胸を直接、撫でまわすなどの卑劣な性加害は、杉森氏の行為とそっくりだ。その後、被害女性がPTSDを患った点も同じだ。
SNSでは、ENEOS元会長の性加害に憤りの声が集まると同時に、「クラブはなぜ、客の行為をすぐ止めないのか」と疑問の声が寄せられている。
《嫌がるホステスに無理矢理触って骨折させたとかとこれ傷害罪じゃん。キッチリ起訴するべきだし、止めなかった店側も訴えるべき。》
《この世界を知らないけど、骨折してもクラブ側は客を追い出さないもんなの?謎の世界。》
《銀座の高級クラブはお触り禁止だけど、何故店が止めないのか。客の質が落ちたな。》
《香川照之の件もだけど、店も店だなというところがある。やばい客は店が引き剥がしてあげないとだからな》
立て続けに報じられた、高級な“夜の店”での性加害。身勝手に振る舞う客が諸悪の根源であることは間違いないが、店側の人間が、きちんとした防波堤になることはできなかったのだろうか。
( SmartFLASH )