社会・政治
森喜朗氏「つえをついていると身体障がい者に見える」発言に批判殺到、相次ぐ失言に「もう一言も喋るな」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.10.29 17:20 最終更新日:2022.10.29 17:21
10月29日、森喜朗元首相が、石川県金沢市で開かれた金沢医科大学の創立50周年を記念する式典で挨拶。自身がつえを使用していることに触れ「つえをついていると身体障がい者に見えて、みんなが大事にしてくれる」と発言し、SNSで物議を醸している。
森氏は金沢医科大で顧問を務めており、来賓として出席。「医師の指導でリハビリの効果がかなり出てきており、もうつえはいらない」とも語ったという。共同通信などが報じた。
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森氏は、東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長だった2021年2月、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言。辞任に追い込まれた。
その後、2022年6月には、自民党議員のパーティで、自身の女性蔑視発言への批判をめぐり、不満を吐露。「女の人はよくしゃべると言っただけだ。本当の話をするので叱られる」「本当の話を政治家がしないから、世の中がおかしくなっている」と語った。
首相在任中の2000年に「日本は天皇を中心にしている神の国」と発言し、批判されたことについても「何が悪かったのかさっぱりわからないが、私をつぶせということだったのだろう」と、反省する様子は見せていなかった。
今回の森氏の発言が報じられると、SNSでは森氏を批判する声が多く上がった。
《また森喜朗か。人が変わるのはなかなか難しい。特にこの人はもう無理。みんなうんざりしてる》
《森喜朗って、思っていることを口に出すお方ですね》
《この男はいつまで偉い席に居られるの?全ての組織から除名すべきではないの?》
《もう一言も喋るな》
式典には、馳浩石川県知事も出席していた。いまだに多くの国会議員が相談に訪れるという森氏に、苦言を呈する人物は誰もいないのだろうか。
( SmartFLASH )