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「ルフィ」が成田空港で見せた謎の“ハンドサイン”に集まる注目 本家『ONE PIECE』にも類似エピソードが
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.02.14 18:30 最終更新日:2023.02.14 18:32
コードネーム「ルフィ」などを名乗り、フィリピンから連続広域強盗事件への指示を出していたとされる、渡邉優樹(38)、今村磨人(38)、藤田聖也(38)、小島智信(45)の4容疑者が強制送還された。2月7日、成田空港で今村容疑者が見せたある“ポーズ”に、注目が集まっている。
空港に到着した今村容疑者は、捜査員に四方を囲まれ、手錠をかけられた状態で飛行機を降りた。前を歩いている藤田容疑者の後ろに隠れるように歩いていた今村容疑者は、報道陣を気にする様子がないかのように、前を向いていた。
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ところが、一瞬、テレビカメラを凝視すると、やや前かがみになり、突然、右手の中指と人差し指の2本を立て、あごの下にふれたのだ。一瞬の出来事で、なおかつ両側を捜査員が固めていたことで、気づかなかった報道陣も多かったが、8日に報じられた「ANN NEWS」では、今村容疑者のこのポーズについて指摘し「何かあったのでしょうか」と、疑問を呈していた。
都内在住の暴力団関係者は、今村容疑者の動きを見て、こう話す。
「明らかに、誰かに発した“ハンドサイン”ですね。しかも、自信ありげに出している。我々は日常的にハンドサインを使うわけではありませんが、これを見ると『俺はしゃべらない』という意味か、誰かに『しゃべるなよ』というサインを送っているように見えます。これほど大きく報道されていて、多くの報道陣がいるなかで、あえてあんな行動を取ったのは、逆に、誰かに伝えるチャンスだと思ったのでしょう」
かつて、特殊詐欺で逮捕されたことのある人物も、「何らかのサインだ」と語る。
「彼らは、ごく最近まで収容所内で自由に携帯電話を使用できていただろう。だから必要な連絡は、直前まで取れていたはず。なので、携帯電話を取り上げられて以降も何らかの連絡をしなければならず、自分がカメラに映るときを狙ったのだろう。あのサインは、手話だと人名の『サイトウ』を示す動きにも似ているが、明確にはわからない」
「ルフィ」というコードネームが、漫画『ONE PIECE』の主人公と同じということで話題となっているが、じつは漫画のなかにも、主人公が公衆の前で、仲間にだけわかるサインを送る、というシーンがある。
「『麦わらの一味』のメンバーが離れ離れになってしまうエピソードがあるのですが、ルフィはどこにいるかわからない仲間たちに情報を伝えるため、わざと公衆の前に姿を現すのです。ルフィの腕には、仲間にだけ『3日後の合流を2年後に変更』とわかるサインが書かれていました。その姿が写真に撮られて新聞に掲載され、仲間たちはメッセージを受け取ることができました。
まさか、主人公の名前だけでなく、こんなところまで物語をまねたわけではないでしょうが……」(サブカルライター)
今村容疑者のポーズの意味は、果たして――。
( SmartFLASH )