立民・泉代表「野党第一党」でもTwitterフォロワー数最下位！　絶望的な「発信力のなさ」に集まる辛辣な声

 

　2月19日、立憲民主党が都内で党大会を開き、泉健太代表がこう呼びかけた。

 

「皆さん、政権交代を目指していきましょう。『失われた10年』は『国民の豊かさと国民の幸せが失われた10年』です。平和が失われ、未来が失われた10年です。我々こそが、それを取り戻さなければならない」

 

　野党第一党とはいえ、厳しい立場にある立憲民主党。2月13日に更新された、NHKの世論調査での政党支持率は5.4％。38.0％の自民党からは大きく引き離され、4.1％の日本維新の会との差はわずかとなっている。

 

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　国会では維新との共闘路線を模索しているが、そこにも暗雲が立ち込めている。2月10日の会見で、泉代表が維新・馬場伸幸代表について「重馬場」とダジャレをまじえて発言。立民が衆院憲法審査会の幹事懇談会を欠席し、それに維新が反発したことについての発言だったが、維新側から猛反発を受けた。維新・馬場代表は16.日、「憲法改正の議論が妨害されることになれば、協調関係を見直さざるを得ない」と、立民に対しての不信感をあらわにしている。

 

　泉代表は党大会で「立憲民主党は、政策をつくり法案を提出するところまでは全力を尽くすのですが、その後の宣伝が足りていないのではないかとも思っています」「私たちが作った政策を、もっと全国に発信をしていかねばならないと思っております」と“発信力”を強めていく姿勢を強調した。

 

　だが、泉代表自身の発信力そのものに疑問符が付いているのが現状だ。

 

　2月2日と2月15日、「立憲民主党代表 泉健太トークセッション」と題する企画がニコニコ生放送で配信されたが、視聴者数は初回2955、2回めが3952。2月11日にはその配信を編集した動画がYouTubeにアップされたが、視聴回数は3945回。「高く評価」の数はたったの69。野党第一党の代表としては、あまりに残念な数字だろう。

 

　政党代表のTwitterフォロワー数（いずれも2月20日現在）は

 

・自民　岸田文雄氏　66.6万
・立民　泉 健太氏　3.6万
・維新　馬場伸幸氏　3.8万
・公明　山口那津男氏　5.6万
・共産　志位和夫氏　22.6万
・国民　玉木雄一郎氏　29.8万
・れいわ　山本太郎氏　49.4万
・社民　福島瑞穂氏　24.9万
・NHK　立花孝志氏　21.5万
・参政　松田 学氏　6.9万

 

と、泉代表はなんと最下位――これが現実なのだ。

 

　泉代表は19日夜にTwitterを更新。党大会が終了したことを報告したが、それに対する返信は

 

《どうせなら党大会じゃなくて立憲民主党終わりましたって投稿見たかったな》

 

《党大会をやっていたことすら知らなかった。野党第一党でありながら、これほど注目されない党大会も珍しい》

 

と、辛口なものばかり。発信力以前の問題なのかも――。

( SmartFLASH )