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コロナ「5類」移行後の「5つの基本」専門家の見解に批判殺到「まだ言ってんのか」「口出しする必要ある?」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.03.09 18:57 最終更新日:2023.03.09 19:17

コロナ「5類」移行後の「5つの基本」専門家の見解に批判殺到「まだ言ってんのか」「口出しする必要ある?」

アドバイザリーボードのメンバーである尾身茂氏

 

 3月8日、厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」の有志らは、新型コロナの分類が「5類」に移行した後の「新たな健康習慣」をまとめ、個人に求められる身近な感染対策として改めて以下の「5つの基本」を示した。

 

・換気、3密(密閉、密集、密接)の回避
・手洗い
・適度な運動と食事
・体調に不安や症状がある場合は、無理せず自宅で療養するか受診
・その場に応じたマスク着用や、せきエチケット

 

 

 マスクの着用については、地域の感染状況や周りの人に重症化リスクがあるかどうかなどを考慮して判断し、外出時はマスクを持ち歩き、必要に応じていつでも着用できるようにしておくべきだとした。

 

 2020年5月4日、政府の当時の専門家会議が、基本的な対策を記した「新しい生活様式」に代わるものとして、専門家有志12人が連名で提示した。

 

 新たな「5つの基本」では、人との間隔について具体的な記述がなくなったものの、いまだ「3密回避」が残っている。SNSでは《一定の目安になるよね》といった賛成の声もあるが、多くは批判的な声で埋まった。

 

 漫画家の倉田真由美氏は、3月9日、自身のTwitterにこう書きこんだ。

 

《これ以上「専門家」に社会や生活に手を突っ込ませてはならない。 私たちの生き方は、私たちそれぞれが決める》

 

 このほか、

 

《コロナ禍と全く同じやん》

 

《何故5類に移行するのに専門家が「3密を避けること」と言って経済活動や教育活動のあり方に口出しをする必要があるんですか?》

 

《だからさ!インフルエンザと同等扱いにするんでしょ?なのにコレは何?てかまだ言ってんのか「3密の回避」》

 

 などの声があった。

 

 2月8日にも、同じくアドバイザリーボードの専門家有志13人が、卒業式・入学式について見解を公表し、批判を浴びていた。

 

 当時の見解では、学校でのマスク着用は感染リスクを減らす効果があると指摘しつつ、《一生に一度の行事である卒業式や入学式でマスクを外して参加したい気持ちも理解できる》とし、地域で感染が落ち着いていれば《参列者がマスクを着用しなくてもいいことも考慮される》と示していた。

 

 このとき、日本維新の会の猪瀬直樹参院議員は、同日の自身のTwitterに、こう書きこんだ。

 

《この感染症専門家たちのエラそうな言い方。卒業式には条件付きで少しだけマスク外させてやるだと。国民がここまで指図される謂れはない。それよりコロナ関連予算を95兆円まで膨らませた責任、少なくともその痛みぐらいは感じてもらいたい》

 

 新型コロナの分類が「5類」に移行されるのは5月8日。マスク着用については個人の判断にゆだねられる。マスクを持ち歩くべきか、しばらく試行錯誤する時期が続きそうだ。

( SmartFLASH )

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