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文科省が給食中の「黙食」見直し 一方で「体育は大声禁止」「向かい合っての歌唱控える」に「モンペ対策でしょ」集まる批判

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.03.15 18:11 最終更新日:2023.03.15 18:16

文科省が給食中の「黙食」見直し 一方で「体育は大声禁止」「向かい合っての歌唱控える」に「モンペ対策でしょ」集まる批判

(写真・時事通信)

 

 文部科学省が、4月からの新学期の感染対策で、マスク着用のルール見直しなどを教育委員会に通知すると「FNNプライムオンライン」が伝えている。入学式での校歌斉唱などを含め、児童生徒や教職員に「マスク着用を求めないことを基本」とし、給食の際の「黙食」も「必要ない」とするという。

 

「黙食」は、2020年の新型コロナウイルス感染拡大以降、学校給食で取り入れられてきた。文科省作成の衛生管理マニュアルには《会食に当たっては、飛沫を飛ばさないよう、例えば、机を向かい合わせにしない、大声での会話を控えるなどの対応が必要》との記載があり、「黙食」とは明記されていなくても、事実上「黙食」せざるを得ない状況が続いてきた。

 

 

「2022年の秋以降、政府は新型コロナに対する方針を大きく変えました。それに伴い、文科省は11月に全国の教育委員会を通じて、給食時に『会話をおこなうことも可能』とする通知を出しています。しかし対応は自治体によって違い、黙食を続けている学校も多いのが現状。これでようやく、新学期から学校での黙食はなくなるのでは」(週刊誌記者)

 

 SNSには

 

《逆にまだ「黙食」やってたのかと驚いていた。元々必要のない対策。後世にお笑い話となるだろう》

 

《二度とこんな愚策しないで欲しい!!》

 

と、これまで黙食を続けさせてきた政府や学校に怒りの声が多数ある。

 

 ただ、文科省は、黙食を必要なしとした一方で、「体育」の時間で密集する運動では、大声の会話や発声を控えること、「音楽」では向かい合っての歌唱は控えること、などの対策を求めている。これに対して

 

《体育で声出すな?文科省は子供の未来を潰したいのか》

 

《感染リスクの高い場面では大声を控える、距離が云々。こんな通知が文科省から出たら、現場はマスク強制が続く。感染者は減り、弱毒化しているのになぜ?マスクの弊害や発達面とのバランスは?最悪》

 

《保護者です。音楽も体育も普通に戻してほしいです。大人はカラオケしたり飲み会したりスポーツしたり普通にしていますよね。子どもの自由をこれ以上奪わないでほしいです》

 

《ウイルス対策じゃなくてモンスターペアレント対策でしょ》

 

など、批判的な意見がひしめいている。

 

 文科省は3月17日、これらの通知を全国の教育委員会へ出す見通しだという。

( SmartFLASH )

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