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Twitter新機能「ファクトチェック」で “公開処刑” 続々…鳩山由紀夫氏は「ゼレンスキーが核攻撃要請」のデマを謝罪して撤回

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.07.12 15:25 最終更新日:2023.07.12 15:25

Twitter新機能「ファクトチェック」で “公開処刑” 続々…鳩山由紀夫氏は「ゼレンスキーが核攻撃要請」のデマを謝罪して撤回

 

 鳩山由紀夫元首相が、7月12日、自身のTwitterを更新。

 

ウクライナ語がわからず日本語訳を信じてゼレンスキーがNATOにロシアへの核攻撃を要請と書いたが、事実を確認できずお詫びして撤回する》

 

 と謝罪した。鳩山氏は7月9日、

 

《近々NATO首脳会議が開かれるが、ゼレンスキー大統領はNATO軍にロシアに対して核攻撃をして欲しいと要請している。そんなことをしたら、ロシアが核で反撃することは間違いなく、全面的な核戦争で人類が滅びてしまいかねない。NATOがゼレンスキー大統領の要望を受け入れないことを切に望む》

 

 

 と投稿。このツイートは大きな話題を呼び、専門家からも批判が寄せられる事態になっていた。

 

「鳩山氏は、Twitterの『コミュニティノート』で『偽情報である』と指摘されたことで、誤認だと認めざるを得なくなったようです。

 

 コミュニティノートは、ファクトチェック的な性格を持つ機能で、日本では7月6日から導入されました。誤解を招く可能性があるツイートに対し、さまざまな視点を持つユーザーが協力して、正確な情報やデータを示すものです。

 

 十分な数の評価が集まると、そのツイートの下に『閲覧したユーザーが他のユーザーにとって役立つと思う背景情報を追加しました』とコミュニティノートが表示されます。

 

 鳩山氏のツイートについては、ゼレンスキー氏の発言に間違った英語の字幕がつけられて広まった誤情報だと指摘しています」(週刊誌記者)

 

 これに対しSNSでは、

 

《コミュニティノートの登場で、嘘をついたら赤っ恥をかくことに。鳩山もすぐ謝罪するという》

 

《凄い、鳩山由紀夫がデマを認めて謝ってる…!コミュニティノート強いwww》

 

《鳩山の発言に、堂々と「虚情報である。」と言い切ってくれるコミュニティノート先輩、マジ神機能》

 

 などの声が。ほかにも、

 

《コミュニティノートの出現でデマ撒きが次々と即死してるのが本当に痛快》

 

《Twitterのコミュニティノート、久々に集合知の効果的な活用方法を見た気がする》

 

《コミュニティノート、最高すぎる。イーロンGJ!》

 

 と、この新機能を歓迎する声は多い。

 

「現状、新型コロナワクチンやマイナンバーカードに関するツイートに、多くのコミュニティノートがついているように見えます。

 

 先の鳩山氏のツイートだけではなく、著名な新聞記者や、全国紙の記事などにも、すでにコミュニティノートがついており、いわば、 “公開処刑” のような状況になっています。

 

 明らかにミスリードを誘うようなツイートが堂々と飛び交っていたことに対して、危機感を持つ人が多かったのでしょう」(同)

 

 イーロン・マスク氏の買収以降、混乱が続くTwitterだが、名誉挽回となるか。

( SmartFLASH )

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