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日大・林真理子理事長の“原稿棒読み”会見に集まる注目「悪質タックル」騒動時は広報の“ブチ切れ対応”も

社会・政治 投稿日:2023.08.08 22:30FLASH編集部

日大・林真理子理事長の“原稿棒読み”会見に集まる注目「悪質タックル」騒動時は広報の“ブチ切れ対応”も

日大の林真理子理事長(写真・長谷川 新)

 

「学生が逮捕されたことはたいへん遺憾であり、深く受け止めております。学生、生徒、卒業生、保護者、関係者の方々に、多大なご迷惑とご心配をおかけしました。深く心からおわびいたします」

 

 日本大学アメリカンフットボール部の学生寮で、部員が乾燥大麻覚醒剤成分を含む錠剤を所持した容疑で逮捕された事件。8月8日に、林真理子理事長らが記者会見をおこない、謝罪した。しかしその表情は、明らかに不機嫌そうで、原稿を読む声もじつに“ぶっきらぼう”な印象だった。

 

 

「そりゃあ不機嫌にもなりますよ。当該の学生が“自己申告”したことは、理事長、学長は知らされていなかったそうです。そのため、8月2日に林理事長が報道陣に『違法薬物は確認できていない』とキッパリ答えてしまい、直後に警察は押収物が大麻と覚醒剤成分だったと公表。会見で『警察が違法な薬物なのかどうか確認を進めており、確認を受けていないという旨の発言でした。言葉足らずで、唐突であったと本当に反省しております』と釈明するお粗末ぶりでした。

 

 林理事長は、自身が『お飾り』として理事長の座についている、との批判に『そのような評価を、残念に思っている』と語りましたが、自分がテレビカメラの前で頭を下げることになるとは思いもよらなかったでしょう。プライドはズタズタのはずです」(週刊誌記者)

 

 ネットのニュースサイトにも《不機嫌そうに謝罪されてもねぇ》《直木賞の選考委員までなさっている小説家とは思えないほどの想像力の無さと日本語の拙さが目に余る》《書くのはいいがしゃべりはだめだな。 紙を読むにしたって言い間違いがそこら中に。「警察に協力する」を「警察に努力する」ときたもんだ》と、手厳しい書き込みが目立つ。

 

 そんな「日大の会見」で思い出されるのは、2018年5月23日に開かれた、アメフト部の「悪質タックル」問題での会見だ。当時、司会を務めた日大広報部の男性が、質問の集中砲火にブチ切れ「もう会見を打ち切りますよ!」「これ以上やってもキリがないです!」と強引に質問を打ち切り、挙句には質問者に「あなたの発言で、日大のブランドが落ちてしまうかもしれませんよ」と言われて「落ちません!」と絶叫。世間から総スカンを喰った。

 

「共同通信でワシントン特派員、経済部長、論説委員長などを務めた優秀な人物です。日大に来てからは、将来の理事候補とも目されていました。当時の女性週刊誌では『年収1400万円』とも書かれていましたね」(当時、取材したジャーナリスト)

 

 今回の会見は「広報課長」を名乗る女性が司会進行を務めたが、淡々と進行台本を読むのみ。開始前にはテレビカメラクルーと広報スタッフが揉めるなど、相変わらずの不手際が目立った。「危機管理学部」のある日大だが、自分のところの危機管理はどうなっているのか……。

( SmartFLASH )

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