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フランス視察の松川るい議員、古参関係者の「議員やめるしかない」LINEを「既読スルー」…地元で集まる「もう呆れはてた」憤慨の声

社会・政治 投稿日:2023.08.19 20:00FLASH編集部

フランス視察の松川るい議員、古参関係者の「議員やめるしかない」LINEを「既読スルー」…地元で集まる「もう呆れはてた」憤慨の声

松川るい氏が初めて立候補した2016年の選挙(写真:坂本照/アフロ)

 

 エッフェル塔ポーズや豪華料理の写真をSNSにアップして、「遊びに行ったのではないか」と大炎上した自民党女性局のフランス視察。そのトップである女性局長・松川るい参院議員への批判が収まらないが、松川議員の近況はまったく伝わってこない。

 

「この時期、議員は地元の盆踊りやイベントなどに参加して地域のみなさんと交流します。しかし、松川さんを見かけたという話は聞きません。SNSも、7月31日に “パリ視察” について釈明した投稿から止まっています。投稿には1.2万件と、すさまじい量の『返信』がついて、いまなお増え続けています」(週刊誌記者)

 

 

 こうした松川議員に、地元の大阪では、いわば “身内” の自民党関係者からも『議員辞職やむなし』の声が高まっている。

 

 8月5日には、自民党枚方支部が定例役員会の決議に基づき、茂木敏充自民党幹事長(刷新本部長)に松川議員の参院選挙区支部長の更迭を申し入れた。

 

 また、かつて松川議員の選挙対策本部事務総長を務めた前大阪府議の花谷充愉氏(60)も、8月6日、Facebookに《松川るいさん!我慢できないので、言います。娘さんを党の費用でパリ。議員辞職すべきです。最低限、離党ですね。党費と税金に、娘さんの旅費を一部負担させたのですから発覚してから返すのは泥棒が捕まってから返すのと同じですよね》と投稿。

 

 花谷氏は、その後の本誌の取材にも「一刻も早く会見をやるべきです。彼女は女性局の局長で、今回の視察の責任者です。事実を説明する義務があります。もし会見できないなら、国会議員はもちろん、政治家には向いていないということです」と語っている。

 

 こうしたなか、松川議員が初めて参院選に出馬した2016年の選挙でも親身になって応援した30年来の古参自民党員が、松川議員に対し、「もう呆れはてた」と話していたという。松川議員に議員辞職をすすめるLINEを送ったところ「既読スルー」されたというのだ。

 

 この関係者に事の顛末を確認すると、「もともと松川さんは不義理をする人なので、気にしていません」と苦笑しながら、こう語ってくれた。

 

「LINEは8月のお盆前に送りました。文面は『今回のフランス炎上を止めるには、自民党大阪府連のためにも、自分自身のためにも議員辞職しかないよ』でした。

 

 実際、大阪の府議・市議のみなさんは『何を考えてるんだ』と怒っていて、まだ収まっていませんから。

 

 返事がないことは、まあ予想していました。おそらく本人は『私は運が悪かった』程度にしか思っていないのではないでしょうか。次の選挙まで5年ありますから、『そのうち世間の人は忘れるだろう』と考えているのかもしれませんね。

 

 任期が終わる前に、衆院に鞍替えするかもしれません。本人は意欲満々で、茂木幹事長に直訴したという話もありましたから。そのときは大阪ではなく、別の選挙区から出るのではないですか。大阪では松川さんを見る目は冷ややかですから」

 

 信頼回復の道は険しそうだ。

( SmartFLASH )

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