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「まだ24時間テレビやるの?」日本テレビが“続投”報告、系列テレビ局幹部が“募金着服”の過去
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.03.26 17:00 最終更新日:2024.03.26 17:05
3月25日、日本テレビの定例会見が東京・汐留の同局でおこなわれ、毎夏恒例の「24時間テレビ」について、福田博之取締役専務執行役員は「放送すべく準備をスタートしている」と報告した。
24時間テレビを巡っては、2023年11月、系列局の日本海テレビ(鳥取)元幹部が2014年以降、寄付金264万6020円を着服していたことが発覚。寄付金の取り扱いが雑だったことがわかり、ショックが広がっていた。
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「募金終了後、寄付金は金融機関に運ぶまで鳥取市の本社内で保管されており、ここから周囲の目を盗んで一部を持ち出し、自分の銀行口座に入れていたということです。
着服を始めた動機については『会社に着服しても発覚しにくい入金があり、思いついた』と話したそうです。この幹部は2014年から会社の経理部次長などの役職にありました」(週刊誌記者)
日テレと地方局の計31社で構成される「24時間テレビチャリティー委員会」は不正防止対策チームを設置。内部調査などをおこなった上で2月1日に以下の再発防止策を発表していた。
・キャッシュレス募金の導入
・預かった寄付金は規定のシールで封印
・募金会場に警備員もしくは監視カメラを設置
・不正通報窓口の開設
だが、募金の着服が発覚したショックは大きく、SNSでは、《番組終了が最上級の防止策になるのではないかと・・・》という声が上がっていた。
今回、日本テレビが2024年夏の「24時間テレビ」の放送を準備していることに、SNSでは、疑問視する声が多く上がっている。
《ビックリなんですけど 局員が募金を着服するようなチャリティーごっこまだやるつもり?w》
《またやるの!?どこに需要あるのよ もういいって…募金着服だけじゃなくて良いイメージ一つもないよ!?》
《は?24時間テレビ、今年もやるの?鳥取の恥さらしをかました、日本海テレビの元幹部の寄付金着服を経て、なお取りやめという選択を選ばないのか…… 終わってるな》
募金着服のショックはいまだに尾を引いている。日テレは夏までに、この不信感を払拭することができるだろうか。
( SmartFLASH )