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「いかにもウソっぽい」3選出馬の小池都知事「無痛分娩費用助成」「保育料無償第1子から」に“まさかの”子育て世代から猛批判

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.06.19 15:47 最終更新日:2024.06.19 15:47

「いかにもウソっぽい」3選出馬の小池都知事「無痛分娩費用助成」「保育料無償第1子から」に“まさかの”子育て世代から猛批判

6月12日、出馬表明後の囲み取材。小池百合子都知事は「学歴詐称」の質問にはいっさい取り合わなかった

 

 東京都知事選挙(6月20日告示・7月7日投開票)に立候補を表明している小池東京都知事と蓮舫参院議員が、6月18日にそれぞれ公約を発表した。

 

 蓮舫氏はかねてから、8年前に小池知事が初当選したときの公約「7つのゼロ」を批判してきたこともあり、「7」を意識したのか「あなたと次の東京へ。蓮舫7つの約束」として「都の非正規職員を正規化に」「都の契約企業に待遇改善を求める」「住民税非課税の多子世帯に家賃補助」などを掲げた。

 

 

 一方の小池知事は「もっと!よくなる!東京大改革3.0」として、あらゆる危機から都民の命と東京を守る「セーフシティ」、都庁のデジタル化とDX化をさらに進める「スマートシティ」、人への投資の「ダイバーシティ」を掲げた。

 

 この小池氏の公約の一部に、都民から批判が集まっている。しかも、これまで小池支持層と見られていた「子育て世代」からだという。

 

「小池さんは『チルドレンファースト』として、子育て支援に重点を置いてきました。2023年度から始まった『018サポート』では、都内在住の0歳から18歳までの子どもに対して、所得制限なく1人あたり月額5000円を支給しました。ほかにも不妊治療費の助成、第2子保育料の無償化、給食費の負担軽減、私立も含めた高校の授業料実質無償化などを実現しました。

 

 今回の公約では、さらに無痛分娩費用の助成、保育料無償化を第1子に拡大し、子育て世帯の家賃負担軽減をくわえましたが、これに子育て世代から『どうしていままでやってくれなかったの?』という声があがっているのです」(都政担当記者)

 

 舛添要一前東京都知事も、6月19日に出演した『大下容子 ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)で、この政策について「東京は大きな会社が多いから、法人税がたくさん集まり、お金はある。私が都知事でもできます」と、難題ではないことを指摘していた。

 

 また、前明石市長の泉房穂氏も6月18日、自身のXに

 

小池都知事が3選目指し公約を発表した。子育て・教育分野では、(1)保育料無償化の第一子までの拡大、(2)子育て世帯への家賃負担の軽減、(3)東京都版の大学給付型奨学金制度、(4)海外留学制度の創設など。予想どおりだが、2期8年ですでに実現できていたはずなのにとも思う》

 

 とポストしていた。

 

 さらに、Xにも《小池百合子の何が嫌って、無痛分娩助成も保育費用も「今突然降って湧いてきた都民御要望」なんかでは全くなくずーっとそこに渦巻いてた要望なのに》《選挙前に急に無痛分娩を言い出したのもいかにもウソっぽいですし。やるなら何年も前からやっていたはず》《小池都知事はこれまでの8年間、何しとったんや?ってね》など、用意周到なやり方に批判的な内容の書き込みが目立っていた。

 

 本当に都民を思うのなら、思いついた時点で実現させればよさそうなものだが……。

( SmartFLASH )

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