2018年の暮れ、秋篠宮家の長女・眞子さま(27)のご婚約内定者・小室圭さん(27)に関して、ある情報が飛び交っていた。
「小室さんが、年末にニューヨークから一時帰国し、『眞子さまとの結婚を諦めます』と、弁護士をともなって会見を開くという。
会見前に小室さんは、秋篠宮ご夫妻に報告するつもりだが、8月にはご夫妻に面会を拒まれている。そこで小室さんが強行突破、すなわち『秋篠宮邸へ突撃』することを宮内庁は危惧している。宮邸への出入りによく使われる巽門の警備は、いっそう強化されると聞いた」(全国紙記者)
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「やはり多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちは、いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」
秋篠宮さま(53)は、2018年11月のお誕生日会見で、眞子さまと小室さんの結婚について、そう明言されたのだ。
「秋篠宮殿下が小室家側に、『ボールを投げた』という印象です。しかし、小室家側が公に説明しても、それを国民が納得して祝福する状況にはならないと思います」(元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司氏)
小室家サイドが「公に説明」すべきこととは、2017年末の『週刊女性』の報道に端を発する、金銭問題にほかならない。
「眞子さまも、現状では結婚できないと、すでに頭では理解されているのではないでしょうか」(宮内庁関係者)
そんななか飛び出したのが、冒頭の「会見情報」だった。
「秋篠宮さまの『最後通牒』とも取れるご発言を受けて、小室家が結婚を辞退したとしても、もし会見を開かれ、秋篠宮家とどんなやり取りがあったか、眞子さまとどんなおつき合いをしてきたかまでを暴露されては一大事だ」(前出・全国紙記者)
小室さんの留学先であるフォーダム大は、2018年12月下旬から年末休暇に入った。もし小室さんが緊急帰国するなら、警備態勢が敷かれるはずだが……。12月下旬を迎えても、自宅前のポリスボックスには鍵がかけられ、ときおりパトカーが見回りに来るのみ。
「たしかに小室さんが、年末に帰国するという噂は広がりましたが、今回は帰国しませんでした。ですが、もし破談になった場合、会見や暴露本で、小室さんが内情を明かすことを、秋篠宮家がもっとも恐れていることは間違いありません」(皇室ジャーナリスト)
また明治時代に遡れば、のちの大正天皇の婚約破談に際して、現在の金額で7億円にあたる公債証書が贈られたケースがある。
眞子さまは女性皇族であるとはいえ、結婚が白紙になった場合、「破談するならカネをくれ」ではないが、先例に従えば、小室家サイドに金銭的な補償が必要な可能性もある。
小室家への400万円の貸主である、小室さんの母・佳代さんの元婚約者であるA氏はこう語る。
「秋篠宮さまが、対応するべきと仰っているのに、1カ月以上経過しても、圭くん母子からの連絡は一切ありません。何も反応がないということは、秋篠宮さまの要請には応えないということ。眞子さまとの結婚より、400万円を選ぶということでしょうか。
噂のように辞退するのか、結婚をするのか、それを決めるのは母親の佳代さんでしょう。そういう母子関係なのです」
母子の逆襲の火種は、まだくすぶっている。
(週刊FLASH 2019年1月22日号)