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WBC中国応援団「大谷翔平のボールに当てるだけですごい!」ルールも知らず、途中退席続出の “ゆるゆる” 声援
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.03.10 17:08 最終更新日:2023.03.10 17:12
3月9日、東京ドームでおこなわれたWBC1次ラウンドの中国戦。試合前に “白旗宣言” 報道が出るほど、日本国内では「勝って当然」という空気だったが、とはいえ侍JAPANの初戦。固唾をのんで見守ったファンも多いはず。
ところが、中国応援団の “テンション” は違ったようで……。
「ファールだろうがゴロだろうが、大谷さんの投げる球を中国の選手がバットに当てられるだけで、“すごいすごい” と盛り上がりましたよ(笑)」
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こう語るのは、当日、東京ドームの三塁側、つまり中国チームの応援席で観戦したという在日中国人のAさんだ。
「日本側の応援がすごい熱量なので、肩身の狭い感じでした。ほとんど、中国の代表選手の家族など、関係者ばかりだったと思います。負けじと『加油!』(がんばれ)と声を張り上げました」
アウェイで戦う母国の選手にとって、ありがたい声援のはず。だが、そのタイミングが、しばしばズレることもあった。
「中国では、とにかく野球の人気がないので、応援席にいてもルールを知らない中国人がけっこういるんですよ(笑)。中国の攻撃時、ぎりぎりファールだったのに打者が1塁まで走ったから、とりあえずパチパチ拍手する……みたいな感じです。ルールに詳しい人が、隣でおかしな応援をしている人に教えてあげるような状態でした」
さらに、途中退席する人も続出したという。
「最後まで見たところで負けますからね。ちらほら試合途中で帰る人もいました。6回でリャン・ペイ選手が戸郷(翔征)投手からホームランを放ったのが、我々にとって最大の見せ場。よく頑張りましたよ」
むしろ侍ジャパンにがっかりしたという声もある。
「結果的には1対8ですが、6回まで1対3の接戦でしたからね。もっと豪快に “負かしてくれる” と思っていたので……。中国が一次予選で敗退し、日本が次のラウンドに進出したら、当然侍ジャパンを応援しますよ」(別の中国人野球ファン)
3月10日の試合は、オーストラリアに破れた韓国にとって負けられない戦いだ。韓国側の応援席は、ここまで “ゆるい” ことはないだろう。
( SmartFLASH )